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【100年に一人の】佐藤優【逸材】

1 :無名草子さん:2006/11/25(土) 19:01:23
天才、佐藤優について語るスレ

現在起訴休職外務事務官。
ロシアでの情報活動で活躍し、「異能の外交官」「外務省のラスプーチン」などの異名をとる。

著作『国家の罠』が新潮ドキュメント賞および講談社ノンフィクション賞の最終候補作となる。
しかし、選考委員の櫻井よしこが、「国家の罠」に難癖をつけ受賞を逃す。
2005年 第59回 毎日出版文化賞受賞。
続く2006年に『自壊する帝国』で新潮ドキュメント賞の受賞を果たした。


「佐藤君は、50年に一人、いや100年に一人の逸材ですよ」
ttp://www.gyouseinews.com/domestic/jun2002/001.html

関連スレ
ttp://that4.2ch.net/test/read.cgi/diplomacy/1144420282/


2 :無名草子さん:2006/11/25(土) 19:10:53
萎えるスレタイやの。

3 :無名草子さん:2006/11/25(土) 19:12:26
>>2
次スレ用の萎えないスレタイよろ

4 :無名草子さん:2006/11/26(日) 20:15:19
中間選挙の詳細について正確に伝えることができるが
中間選挙が与える日本への影響に関する記述が弱い

イギリスとロシアの新聞とは対照的

そこに日本の新聞が衰退する原因がある

5 :無名草子さん:2006/11/26(日) 20:20:58
ナショナリズムとは普段は特段意識することはないが
外国人に日本をコケにされたりすると発露する

ロシア人が日ごろ、大統領をボロ糞に非難しているにもかかわらず
外国人がロシアの大統領を侮辱するのは断じて許さない感覚と同じ

6 :無名草子さん:2006/11/26(日) 20:24:40
田中真紀子は外務省が病んでいる事を知っていたが
医師免許を持っていなかったので
外務省を生体解剖してしまった

7 :無名草子さん:2006/11/26(日) 20:29:58
圧倒的軍事力を持ち、戦争になれば負けがないアメリカは
他国の世論より、自国の世論を優先する
多民族国家が分裂することを恐れる
ゆえに、インテリジェンス工作もそういう方向性になる

8 :無名草子さん:2006/11/27(月) 21:29:46
フセインは生け捕りにすることが必要だと、イギリスは考えた
フセインを暗殺すれば、同人は殉教者として死後も権威を持ち
同様の独裁者を再び誕生させてしまう可能性がある
捕まったフセインは何度も口を開けさせられ
喉の奥まで懐中電灯で照らされ、DNA照合のタメに
粘膜を採取されているところが何度もテレビで放映された
これを見たイラク市民は
異教徒のまえで、言われるがままになっているフセインを見て幻滅
これで権威は失墜する


9 :無名草子さん:2006/11/27(月) 21:31:13
神の喪失によるヨーロッパ文明の危機を
多発する自殺とニヒリズムに見出す
無神論的ニヒリズムを非難するドストエフスキーに注目
ドストエフスキー過酷な現実と対峙せず、運命をおとなしく受け入れる
登場人物を理想像とすることを激しく非難する米原万里
米原万里とマサリクは共通の考えを持つ



10 :無名草子さん:2006/11/27(月) 21:31:46
テポドン1号が発射成功したときは
労働新聞の一面に打ち上げ写真が載るなど
北朝鮮側の興奮具合が伝わってきた
しかし核実験後の北朝鮮は静かなもの
ただ、じっと各国の反応を注視していた
特にアメリカを

11 :無名草子さん:2006/11/27(月) 21:32:19
北朝鮮の核実験に対して
ロシアの反応は素早いものだった
イタルタス通信を使い報道している
イタルタス通信を使うということは
情報としての確度、精度が高いことを示している

12 :無名草子さん:2006/11/27(月) 21:32:50
北朝鮮とイランは実験データを共有している
これは自国で実験を重ねることと同義だ

13 :無名草子さん:2006/11/27(月) 21:33:34
韓国の外交官でさえ、北朝鮮の核保有に関しては
「あれは、いずれ自分たちのものになる」との考えを持ち
同じ民族として誇りを感じる、などという感想を持っている
哀れ

14 :無名草子さん:2006/11/27(月) 21:34:25
核拡散を防ぐタメに
アメリカは恫喝も懐柔も辞さないことは歴史が証明している
アメリカは表立って迂闊なことをする国ではない
核拡散防止という大義名分があれば
議会も世論もマスコミも、政府を非難することはない
ゆえに、北朝鮮は核保有をアピールすれば
アメリカとの交渉の機会を表裏の両面で得ることができる


15 :無名草子さん:2006/11/28(火) 23:19:57
インテリジェンスについて学ぶにはその道の一級のプロの回想録やインタビューを丁寧に読むこと

16 :無名草子さん:2006/11/28(火) 23:21:17
印刷屋とカメラマンという偽装ならば、さまざまな文書や写真を所持していても怪しまれない

17 :無名草子さん:2006/11/29(水) 21:28:45
たとえ人間的弱さで失敗した工作員でも、最後まで面倒を見るというインテリジェンスの掟

18 :無名草子さん:2006/11/29(水) 21:32:28
西ベルリン市長をつとめていた社会民主党の大物政治家ヴィリー・ブラントを標的にする。
ブラントの社会民主主義的思想にマルクス主義の影があり
しかもユダヤ人に対する意識が強いので、取り込みが可能と考えたのだ。
首相になったブラントは、ギョームに頼み込んで私設秘書を引き受けてもらう。
そしてブラントが進めた東方政策(ソ連・東欧諸国との関係正常化)に助言を求められるようになったのである。

19 :無名草子さん:2006/11/30(木) 13:03:46
マサにミラクル

20 :無名草子さん:2006/11/30(木) 13:49:46
佐藤優は、ゴルバチョフがクーデターで監禁されたときもクリミアの別荘だというのをしってたんだったか?
ということは相当権力の中枢にくいこめてるんだな,
其の分日本の情報もロシアにながしてるんでゴタゴタしてるんだな

21 :無名草子さん:2006/11/30(木) 20:07:35
佐藤優が休職してから、日本はロシアに舐められっぱなし。

22 :無名草子さん:2006/12/01(金) 02:10:31
で、このオジサン復職できるの?

23 :無名草子さん:2006/12/01(金) 11:35:56
>>22
無理
外務省は正式に止めさせたくて仕方ないが
その後に何をいわれるか怖くて何もできないでいるってのが現状

24 :無名草子さん:2006/12/02(土) 22:24:34
インテリジェンスには文書諜報という分野がある
情報統制の厳しい国家の新聞や、雑誌等の公刊物を
徹底的に読み込み、行間から対象国の内在的論理を読み取る

25 :無名草子さん:2006/12/02(土) 22:25:06
与党で絶大な権力を保持している政治家との連絡を密にして
自己の安全保障をとりつけている外務官僚
これぞ外務官僚の鑑

26 :無名草子さん:2006/12/02(土) 22:25:46
外務省が今日のような状況に陥った最大の原因は外務官僚の能力低下にある
能力が低く、外務省の外に出た場合、現在の収入を維持できないという不安があるから
蓄財に走るのである
能力に不安があるから、リスクがあるが国益のために必要な外交政策の企画立案を怠り
いい訳だけを考えるのである
能力に不安があるから、キャリア職員は過度に尊大になる
またノンキャリア職員も能力に不安があるから
専門の語学や地域事情の知識を基に
キャリア職員と張り合っていくという気概をもたずにいじけていくのである

27 :無名草子さん:2006/12/03(日) 08:07:29
鈴木宗男は、「私は騙すより騙される方がいい」といった、佐藤優は、甘いがそんな宗男
がすきだという、

この甘さが日ソ中立条約をやぶってソ連の侵攻を許した,
人としては宗男は正しいのかもしれんが、国として
というのがある、


28 :無名草子さん:2006/12/03(日) 08:10:37
まことに仁に志せば悪無し(本当に相手の心を思いやれば悪いことにはならない)

29 :無名草子さん:2006/12/03(日) 08:13:40
>>27
この甘さが日ソ中立条約をやぶってソ連の侵攻を許した
とか言っているが

お前、馬鹿だろ

30 :無名草子さん:2006/12/03(日) 08:59:35
>>26
 そもそも敗戦で外交の基本政策を丸投げした歴史があるわけだが、
何時と比較しての話だ? 
>>29
 確かに>>27の議論は前段と後段が結びつかない。ムネオにどうして
大戦時の対ソ戦略の責任がある?

31 :無名草子さん:2006/12/03(日) 16:25:29
大戦時の責任があるとはいっとらんだろ、

まことに仁に志せば悪無し(本当に相手の心を思いやれば悪いことにはならない)



32 :無名草子さん:2006/12/03(日) 23:46:32
取調官に対しては、西独法で求められている本名、住所、生年月日だけを伝え
その後は黙秘し、在ボン東独代表部が指定する弁護士とだけ接触する、というのがマニュアルだった。
こうすれば西独憲法擁護庁は、逮捕した者が東独スパイということはわかるが工作の全容を知ることはできない。
西欧民主主義社会の人権保全システムを最大限に活用した効果的防御法だ。
しかし、ギョームはこのマニュアルを守らなかった。

33 :無名草子さん:2006/12/03(日) 23:48:05
ギョームの家庭生活は破綻し、愛人がいた。
愛人はギョームの秘書で、逮捕のニュースを知って自殺未遂をしている。
法擁護庁が愛人を責め立てることは必至だった。
そこでギョームは秘密を供述する。
この点についてヴォルフは特に非難もせずに、人間としては仕方がないと見ている。


34 :無名草子さん:2006/12/04(月) 01:01:16
>>31
それが迷惑

35 :無名草子さん:2006/12/04(月) 01:20:47
>>27 馬鹿は、その甘さが国にとって命取りとか漫画レベルの内容と格言で
    何か悟った気になるのか?
    

36 :無名草子さん:2006/12/04(月) 01:29:15
>>31
お前が的外れな説教をしたい対象は鈴木宗男だろw
鈴木宗男スレに行け


37 :無名草子さん:2006/12/05(火) 21:49:58
イギリス秘密情報部(SIS)は
最も秘密のベールに閉ざされた対外インテリジェンス(諜報)機関と言われている。
そもそもSISという正式名称よりもMI6(軍事情報第6部)という
実際には存在しない擬装名の方が映画「007」シリーズなどで有名になっている。
外交と対外諜報は業務内容で重なる部分もあるが
外交が国際法を遵守するという建前の下で展開される表仕事であるのに対して
対外諜報は何でもありの裏仕事だ。


38 :無名草子さん:2006/12/05(火) 21:50:43
外交官と対外諜報機関員は、文化も訓練も異なる。
一般論として、業務に重複が生じると官僚組織の関係は険悪になる。
従って、外務省と対外諜報機関は別組織にするのが主流である。
しかし、主要国のなかでもイギリスだけは外務省傘下にSISを置いている。


39 :無名草子さん:2006/12/05(火) 21:51:44
SISは外務副大臣によって統括されるという建前になっているが、首相にも直属している。
国家存亡に係わる重要なインテリジェンス機関を
外務副大臣という比較的低いランクの政治家の監督下に置くのは
対外諜報が汚れ仕事であることに起因する。
スキャンダルやトラブルの発覚で首相や外相の責任が追及されるようなことがあってはならない。
大きな政治問題になることを避けるための安全弁なのである。
イギリスの対外諜報活動が、実際には首相の指揮下で行なわれていることは公然の秘密である

40 :無名草子さん:2006/12/07(木) 13:02:27
佐藤さん、ポロニウム事件へのコメント
どこかで出してますかね。

41 :無名草子さん:2006/12/07(木) 20:46:36
もっと痩せてよ。
テッシーと並ぶと悲惨だ。

42 :無名草子さん:2006/12/08(金) 21:21:16
イギリスの官僚も日本の官僚と同じくらいに嫉妬深いのであるが
よい仕事に対しては嫉妬心を乗り越えて認め合う文化がある。
それゆえに外務省傘下に対外諜報機関を置くことができるのだ。
このような嫉妬心を乗り越える文化は
オックスフォード大学、ケンブリッジ大学出身者を中心とする貴族的雰囲気の中で作られる。
「エリートは特別の義務を負うのが当たり前だ(ノブレス・オブリージュ)」
という伝統に支えられてSISは存在している。
従って、SISの職員は公募されず
徴募担当官が大学生や大学院生に声をかけて
密かに要員を採用するという縁故採用の手法がとられてきた。


43 :無名草子さん:2006/12/08(金) 21:21:59
外務省職員が在外勤務で蓄財したカネについては
他の日本国民と同じ水準で課税する
資本主義社会でカネと権力は正の相関関係にある
生涯所得として見た場合
在勤手当をもとに少なく見積もっても1億円を超える所得について
外務省職員が課税を免れている現状が外務官僚に
「われわれは特別の人種なんだ」
という根拠のない優越感を抱かせる原因になっている
国税庁が在外公館から帰任した外務職員に対して税務調査を行い
公平な税負担をさせる

44 :無名草子さん:2006/12/08(金) 21:22:40
外務省在外職員の在勤手当や住居手当について答申する
外務人事審議会を廃止し
その機能を人事院に移管する
外務人事審議会には調査能力がなく
実際は外務省大臣官房在外公館課が作成するデータによる
「お手盛り予算」となっている実態にメスをいれる
外務省がいかに外交政策で尽力しても
「カネでおかしなことをしている」
という印象が一掃されない限り
信頼を回復することはできない

45 :無名草子さん:2006/12/08(金) 21:23:20
人事課の機能を強化する
外務省の腐敗と停滞の温床になっている
スクールとマフィアから人事権を奪う
狭い語学スクールの中の閉鎖的なネットワークが
澱んだ人間関係による不公正な人事や
在外公館に勤務したときの不正蓄財
外交特権濫用(例えば飲酒運転による交通事故の揉み消し)
による「黒い連帯」を生み出している
スクールがもつ、所属する職員の不祥事に関するデータを
人事課に引き渡し、一元管理する

46 :無名草子さん:2006/12/08(金) 21:23:53
研修体制を強化する

47 :無名草子さん:2006/12/08(金) 21:25:33
しかし、このSISの採用手法に最近大きな変化が生じた。
4月末にSISが対外諜報機関員の求人広告を新聞や雑誌に掲載したのである。


48 :無名草子さん:2006/12/08(金) 21:27:03
朝日新聞が「作戦要員」と訳しているのは工作員と置き換えてもよい。
現場で情報収集活動や謀略活動を行なう諜報機関員のことだ。
筆者の見立てでは、作戦要員については
形式上公募のをとっても、実質的には縁故採用が継続される。
SISの徴募担当官が、事前に人物調査を済ませた候補者に最終段階で
「公募に応じる形をとってくれ」と耳打ちするのであろう。
他方、語学・地域専門家や分析専門家については実質的な公募が行なわれることになると思う。


49 :無名草子さん:2006/12/08(金) 21:27:48
米CIA(中央情報局)や独BND(連邦情報庁)では
分析部局と工作部局は区別され
一人の対外諜報機関員が工作と分析に同時に従事することはない。
イギリスの場合、両部局間の人事交流も頻繁で
対外諜報機関員が自らの担当する工作について
偏見をできるだけ排除して客観的に分析する能力がある場合には
一人で工作と分析の双方に従事することもある。


50 :無名草子さん:2006/12/08(金) 21:28:31
少数精鋭主義をとるSISの機関員は、工作の全体像を把握することができる。
この仕組みがイギリスの対外諜報の強さだったが、公募制の導入でこの文化も変化するであろう。
具体的には公募で採用した職員を分析に従事させ
適性を見た上で工作部門に転出させるという人事政策をとることになると思う。
同時にSISの分析部門は民間との交流を強め
大学やシンクタンク、さらに損保会社の調査部門などと関係を強化し
民間の情報を国家のインテリジェンスに活用する仕組みを整える。
このような形態で「情報機関が公益に資していることを常に国民にアピールする」のである。


51 :無名草子さん:2006/12/09(土) 13:01:31
岩波から立派な本が出たね。

52 :無名草子さん:2006/12/10(日) 01:08:01
外務省入省時点では比較的優れた資質を持ち
研修でもそこそこ成果をあげた人物についても
専門職では三十台半ば、キャリアでも四十台半ばを超えた人々で
能力のある人々がほとんどいなくなってしまうのは
組織より与えられた課題が小さくなってしまうから
これがポストが人を作るということ
組織には、組織が必要とする水準に個人の能力を引き出す本性がある
人間の能力は与えられた器に合わせてできる

53 :無名草子さん:2006/12/10(日) 01:08:32
私が今まで会った中でもっとも語学に通暁していたのは
ロシア科学アカデミー民族学・人類学研究所の
セルゲイ・アルチューノフ教授

54 :無名草子さん:2006/12/10(日) 01:09:07
鈴木パージの結果、政治家の「介入」を外務省が認めないということは
裏返せば
外務省が政治の力を使えなくなるということである
これから暫くの間は
外務省の外側で作られた政治家と結びついたチャネルが
大きな外交を動かすことになる
外務省はある意味で執行機関になる
米国の国務省のような役割になる

55 :無名草子さん:2006/12/10(日) 01:09:49
ユダヤ人は、質問に対して積極的な答えをせず
再質問で応答することがほとんどである
これも基本的に歴史を信用しない
人間の言葉を究極的なところで信用しないという
ユダヤ人的思考の反映と僕は見ている
彼らは徹底的に議論をする中で
「議論にならない部分」を掴み
それにより相手の人間が信頼できるかどうかを判断する
このような人間観察術は正しいと思う

56 :無名草子さん:2006/12/10(日) 01:10:21
一級の宣伝工作の場合
「答え」(こっちにとって都合のよいシナリオ)を
こちらから提示してはなりません
こちらからは、断片だけを提供し
それにより受け手が自ら組み立てたシナリオが
われわれのシナリオに「偶然」一致するという方向に
うまく誘導することが適切です
人間は他者から押し付けられたものよりも
自ら組み立てたものに強い愛着を感じるという
本性があるからです

57 :無名草子さん:2006/12/10(日) 01:10:55
裁判長がカリカリしているが、勝手にカリカリしていればよいだけの話である

58 :無名草子さん:2006/12/10(日) 01:11:28
「切れる」のは
全く事実無根の誹謗をされた場合か
本当のことを指摘された場合の
いずれかである

59 :無名草子さん:2006/12/10(日) 01:12:01
外務省のように成果が数字で出ない官庁は
外部からの刺激がないと
「椅子取りゲーム」に収斂していくような文化があります

60 :無名草子さん:2006/12/10(日) 01:12:34
大学が全共闘運動で機能不全に陥った時期に学生だった人々が
現在外務官僚幹部になっているが
この人たちはいちばん重要な時期に基礎的な勉強をしていない
この連中は自分より上の世代の権威は認めないが
下の世代の台頭も許さない強圧的なところがある
この世代が去らない限り
外務省の組織が本格的に変化することはないと僕は見ている


61 :無名草子さん:2006/12/10(日) 01:13:05
しかし、今回の獄中生活を通じて
理不尽な状況を理解するために
いかに旧約聖書に書かれているユダヤ人の知恵が役に立つか
ということを実感しました

62 :無名草子さん:2006/12/11(月) 02:55:35
ヒュミントのプロは偶然を装って接近してくることが多いが
事前に工作対象者についての十分な調査を済ませている。
ファースト・コンタクト(第1回接触)の目的は
情報入手よりも人間関係の構築、具体的には2回目の接触を担保することだ。
第1回目で情報入手にガッツキすぎると警戒されてしまう。
他方、あまりおとなしくしていると相手の印象に残らず
次の接触につながらない。そこでよく使われるのが「物を借りる」という手法だ。


63 :無名草子さん:2006/12/11(月) 02:56:36
例えば、ロシアにおける北朝鮮問題の権威かつて平壌に勤務し
金日成や金正日と食事をしたこともあり
現在も朝鮮労働党幹部と人脈をもっている学者を工作対象者とする場合について考えてみる。
このような学者は、日本政府に利用されるのではないかという警戒心が当然のことながら強い。
従って、まずその警戒心を解きほぐす必要がある。前もってこの学者に著書があるかを調べておく。
もちろんロシア中央国立図書館(旧レーニン図書館)に行って、その学者の主要な著作に目を通しておく。
本を出すような人間には、自分の主張を理解してもらいたいという欲望がある。この欲望につけ込むのだ。

64 :無名草子さん:2006/12/11(月) 02:57:11
その際、鍵を握るのが「絶版」になった本である。
第1回目の接触では、さりげなく相手が最も自信をもっている言説に水を向ける。
熱心に耳を傾け、「もっと詳しく知りたいのだが、よい本があれば貸して欲しい」と頼む。
ここで「くれとか売って欲しい」と言うのではなく「貸して欲しい」というのがポイントだ。
そして絶版本を借り出す。借りた物は必ず返さなくてはならない。
ここで第2回の接触が自然に担保されるのである。


65 :無名草子さん:2006/12/11(月) 02:58:09
あとは工作対象者とのの呼吸だ。
人間の心理として「貸し・借り」はとても重要だ。
悪質な訪問販売業者は、まずボールペンや鍋などを客にタダで渡し
その後、高価な商品の契約をとりつけるというスタイルをとることが多いが
これは「借りは返さなくてはならない」という人間の心理に巧みにつけ込んだ工作なのである。
逆に相手に「貸し」があるという意識をもっている人は
その貸しを返してもらうことについてはそれほど抵抗感がない。
したがって、このような心理を工作対象者にもたせ、食事の席に引き出してくるのだ。


66 :無名草子さん:2006/12/11(月) 20:28:21
私が512日間の独房生活を終え、東京拘置所から保釈になったのが
2003年10月8日、それから2カ月が過ぎ
獄中生活で衰えた脚の筋肉も少し元に戻った年のクリスマスイブ(12月24日)に
東京地方裁判所406号法廷で私の背任・偽計業務妨害事件の公判があった。
現役外交官時代に私の盟友であった人物に対して弁護人が反対尋問をする期日だった。


67 :無名草子さん:2006/12/11(月) 20:29:01
証人は私への人間的親しみを失っていないことが証言の端々から感じられた。
同時に外務省員として生き残っていかなくてはならない。
傍聴席には外務省から送り込まれた職員が細かくメモをとっている。
生き残るためには真実のすべてを語ることはできず
また、検察庁と外務省が裏ですり合わせたストーリーを維持しなくてはならない。


68 :無名草子さん:2006/12/11(月) 20:29:48
証人はとても辛そうだった。

私は被告人席から小声で
「無理をしないでいいから。自分の生き残りだけを考えろ」と言った。
証人は私の目をみて軽くうなずいた。


69 :無名草子さん:2006/12/12(火) 21:48:35
現在の日露関係は2001年3月に交わした「イルクーツク声明」から離れている
1993年10月の「東京宣言」ではなく
日本とロシアがもっとも歩み寄った「イルクーツク声明」から出発すれば成果が期待できる

70 :無名草子さん:2006/12/12(火) 21:49:07
私がソ連崩壊前後、ロシア、沿バルト諸国(エストニア・ラトビア・リトアニア)
トランスコーカサス諸国(アゼルバイジャン・アルメニア・グルジア)における革命
内乱の過程で見たのは、やさしいまなざしをした人が
結果として残虐な政治の支持者になることが多いという逆説だった。

71 :無名草子さん:2006/12/12(火) 21:49:41
自らの民族や国家のために自己の命を投げ出す覚悟のある人物は
たいした抵抗感なく他者の生命を奪うことができるのである。


72 :無名草子さん:2006/12/12(火) 21:50:24
本当の外交とはそんなものじゃあない。
国内では、『こいつは中国の手先じゃないか』『ロシアの手先じゃないか』
などと批判されながらも
外では絶対に譲れない日本の原理原則を主張して
両側から板ばさみにあいながらも粘り強く交渉を進めていく。
そういう外交官が少なくなりました

73 :無名草子さん:2006/12/13(水) 18:45:00
この新聞社として
どの言説に信憑性があるかについての評価は巧みに避けている

74 :無名草子さん:2006/12/13(水) 18:45:39
あの新聞社は記事の振幅が激しい
ただ外国の新聞社の記事を垂れ流しているだけ
継続して記事を読んでいると
頭が錯綜して、わけがわからなくなる

75 :無名草子さん:2006/12/13(水) 18:46:11
人に真実を話させる才がある

76 :無名草子さん:2006/12/13(水) 18:46:43
私の記憶は映像方式で、何かきっかけがあるとその映像の中の人物が動き出し
話し出すので、本を読む場合にもその方法で記憶を定着させる。
例えば、旧約聖書ならばヨブとかエゼキエルといった預言者が私の前で話し出すし
マルクスの『資本論』を読んでいても
議会での統計について報告している官僚の映像が見えるし
また資本の原始的蓄積に関する部分では
マルクスが資本主義体制の「最後の警鐘」が鳴る様子を熱っぽく語る映像が見える。
その中での預言者やマルクスは動いている。


77 :無名草子さん:2006/12/13(水) 18:47:15
インテリジェンスの世界で
使用できる経費とその人物のもつ権限は比例する関係にある


78 :無名草子さん:2006/12/13(水) 18:47:49
客を部屋に招くことが想定される場合
スウィートもしくはセミスウィートに泊まり
ベッドルーム以外で意見交換する
ベッドルームに一緒にいる写真を撮られた場合
それが異性でも同姓でも
スキャンダルや脅迫の“種”になる可能性がある

79 :無名草子さん:2006/12/13(水) 18:48:26
ある時、ホテルのメインバーでバーテンから
「あそこにいる2人があなたを監視している
奴らは予算がなくて
何も飲むことができないからカリカリしているぜ
サトウさんのツケでバーボンを1本プレゼントしてごらん
連中も機嫌をよくするよ」
といわれたので
助言に従って、バーボン(ジャックダニエル)を贈った

80 :無名草子さん:2006/12/13(水) 18:49:04
当時、バーボンはたいへんな高級酒であった
ロシアにはボトルキープの習慣がない
ボトルは全部飲み切ってしまうのが礼儀だ


81 :無名草子さん:2006/12/13(水) 18:51:30
酒を贈ったからといって
ロシアのカウンターインテリジェンス機関の監視が緩むわけではない
しかし、「あなたたちが監視していることを私は承知しています。
だから、無茶な情報活動はしません」
というシグナルを送ることになる

82 :無名草子さん:2006/12/13(水) 18:52:07
ちなみに、翌日
ホテルの部屋にはウオトカとキャビアが
「昨晩のお礼です」
というメイド経由の口頭メッセージとともに届いていた
このようなユーモア半分のシグナルのやりとりが
敵対する関係にある者との間でできなくては
情報活動での成果はあがらない

83 :無名草子さん:2006/12/14(木) 21:08:01
憲法の中に愛国心とか道徳をもっと盛り込んだ方がいいと言う人たちがいますが
私はこれ、間違っていると思います。
こういうものは心の中から自然に出てこないとダメなんです。
自然に出てくるためには何が必要か。実は詰め込み教育なんです。

84 :無名草子さん:2006/12/14(木) 21:09:02
例えば、ロシアでは歴史の教科書っていうのは一冊で300〜400頁もあるんです。
ちなみに向こうは11年間の義務教育なんですが
小学校5年生から教え始められて7年間
この分厚い歴史の教科書が合わせて7冊
合計2千数百頁を全部暗誦させられるんです。
ですから歴史については広島・長崎の原爆
パールハーバーのこと
あるいはノモンハン事変のこと
ロシア人はみんな知ってます。


85 :無名草子さん:2006/12/14(木) 21:10:03
それから自分たちの古典
プーシキンの詩であるとか
チェーホフの小説であるとか
そういうものも全部覚えさせてます。
こういう詰め込み教育をやってるから愛国心が自ら育つんです。
愛国心っていうのは自分たちの文化がどういうふうになっているか
歴史がどういうふうになってるかっていうところから出てくるんですよ。

86 :無名草子さん:2006/12/14(木) 21:11:04
日本の場合、私自身の体験で驚いたことですが
一つの大きな断絶っていうのが1982年にあるのです。
この年に高校の大きな学習指導要領改定があって、ゆとり教育の走りですね
高校に漢文と古文の授業がほとんどなくなっちゃったんです。
大学の入試でも漢文がなくなった。
従って現在の30歳代の人たちは、特別に勉強した人を除いて古文や漢文を理解できなくなっている。
日本の知的伝統が切断されているんです。
そういうところからは根から湧いてくるような愛国心って絶対に出てこないんです。
どこか本末転倒している。


87 :無名草子さん:2006/12/14(木) 21:11:37
今保守系の政治家たちが、愛国心教育を憲法で重視しろと言っていますが
かたちでやったって絶対に中身は入りません。
逆にきちんとした詰め込み教育で歴史を教える
日本の古典を教えるところから愛国心は出てくるんです。
中国も韓国もロシアもドイツも、歴史と古典教育には今、ますます力を入れているんですよ。


88 :無名草子さん:2006/12/14(木) 21:12:19
東西冷戦という構造がなくなって、イデオロギーの力がなくなった後
歴史・民族・国家の力っていうのは実のところますます強まってるんですね、各国で。
そのために一生懸命歴史を勉強してるんですよ。
日本はどうも、それと逆行するようなことをしていて、私は非常に怖いんです。


89 :無名草子さん:2006/12/14(木) 23:31:34
長すぎ、携帯から読んでる者はみない

90 :無名草子さん:2006/12/15(金) 00:00:02
インテリジェンス武器なき戦争が早くも10万部突破か。


91 :無名草子さん:2006/12/15(金) 00:16:35
このコピペ、本当に佐藤さんが書いたもの? いやはや・・・。

>>87
>中国も韓国もロシアもドイツも、歴史と古典教育には今、ますます力を入れているんですよ。

中国は国土が広過ぎて、どんなに経済成長しても地方を引き上げることが出来ないし、か
と言って都市部では既に学部卒が余り始めていて就職できなくなっている。経済が伸びているが
それでも足りず、日本にさらに労働開国させて中国国内で持て余した労働者を送り込もうと必死な状況。
韓国がIMF不況の打撃から回復したとは聞かない。
ロシアやドイツもそんなに豊かだとは聞かない。ひどい話ばかり伝わってくる。

もちろん日本の教育行政がいいものだということは全く無いが、かといってそんなに
素晴らしい教育を行っているはずの諸外国も内政はボロボロですが何か?
教育についてはどこまで行っても国内の階層再分配と内需振興(比較優位産業に対応できる
高次な労働者を作り出せるか)の問題に尽きると思うけどねえ。
教育そのもので国際競争しているとかどうして思いたがるものかねえ。

92 :無名草子さん:2006/12/15(金) 00:19:11
>>91
愛国心の話なんじゃないか?
内政と絡み付けるのが間違いじゃねえの?

93 :無名草子さん:2006/12/15(金) 00:30:57
>>91 愛国心教育と経済問題をごっちゃにする低能乙w

94 :無名草子さん:2006/12/15(金) 00:32:14
>>85
 プーシキンやチエホフは短いが、暗唱するのは気が遠くなるな
(学部時代の露語二年目で結構根が要った)。
 尤もこれは旧ソ連邦時代にも脈々と受け継がれた伝統。

95 :91:2006/12/15(金) 00:36:15
>>92-93
はっきり言うと、「愛国心」なんかと国家の繁栄は何の関係もない。国民が
勤勉かどうか(生産性や効率性の向上-その究極がカイゼンのような生産管理ね)、
中央銀行と政治がまともな経済政策を行うかどうか(今の日本はここで失敗している状況)、
そういう次元で決まっているだけだよ。

96 :91:2006/12/15(金) 00:37:53
>>94
そんな高度な文学教育を行ってもソ連は崩壊したなあ。

97 :無名草子さん:2006/12/15(金) 00:38:07
>>95
国の繁栄とは関係ないとか話題を逸らすな。
愛国心を国民に根づかせるにはどうするか?ということを語っているんだ。

98 :無名草子さん:2006/12/15(金) 00:38:31
>>91
 それでも流石にインドの初等算数教育の優位は認めるだろな。
国語力の低下は国際的にも結構、話題になってるね

99 :無名草子さん:2006/12/15(金) 00:39:22
>>95 愛国心がテーマなのに、それを無理やり自分の土俵に上げようとするからそうなるんだよ低能
    

100 :無名草子さん:2006/12/15(金) 00:40:37
>>95
生産性や効率性の話など、最初から佐藤優は語っていないと思うが?

101 :無名草子さん:2006/12/15(金) 00:41:47
>>95
最近政府が愛国心を査定するとか言い出したから、それに言及しただけだろ。
馬鹿かおまえ?

102 :無名草子さん:2006/12/15(金) 00:43:09
あんまり>>95のゴミを苛めるなよwww
荒らしになるぞwww

103 :無名草子さん:2006/12/15(金) 00:44:33
>>96
 文学教育の出来る事は愛国心だと言うのが>>88以前の趣旨だろ。
覇権国家が消滅しても、民族国家や民族は残る。寧ろ、本来個々の
民族の有する多様性を消失させてしまった事の方が問題

104 :91:2006/12/15(金) 00:49:58
>>98
実はインドっていまだに初等中等教育の完全普及(ほぼ100%の就学)には
成功してないんだけどね。
「国語力」って、国際テストで測定されるのはある種のリテラシー能力であって、
日本人が想定しているような意味での「読解力」「古典」とは無関係。

105 :91:2006/12/15(金) 00:55:09
>>101 >>103
このコピペってマジで佐藤さんが書いたもの? だとすれば、彼はリアルの中教審や教育再生会議など
の議論を全く知らないんじゃないの?
まさに(それがいいことか悪いことかは別にして)そうした読み書きや歴史教育を初
等中等教育でもっとやらせようというのが現在のそうした場所での議論になってまして
-要するに藤原正彦が言っているようなこと-、別に佐藤さんに説教されなくてもやろうとしてますが何か?

106 :無名草子さん:2006/12/15(金) 00:55:11
>>91
さっさと「いやはや・・・。」とかほざきながら、佐藤優について語れ。
論破してやる。

107 :91:2006/12/15(金) 00:56:03
>>106
語る気は無いよ。このコピペの内容は飛躍していると言っただけ。

108 :無名草子さん:2006/12/15(金) 00:57:59
>>105
説教しなくてもやろうとしてますが?じゃねえだろクズ
佐藤さんの言われていることと現在教育再生会議が考えているのは実は同じことです
「さすがです」とか言え

109 :無名草子さん:2006/12/15(金) 00:59:18
>>105
なんで佐藤優が中教審や教育再生会議などの議論をチェックする必要がある。
同じ結論に至ったことを褒めろ。

110 :91:2006/12/15(金) 00:59:45
>>108
じゃあ「さすがです」ね佐藤さん。でも上にも書いたように国家の盛衰と愛国心
は実はあんまり関係はないんだけどな。

111 :無名草子さん:2006/12/15(金) 01:00:33
>>107
おまえが運よく論破できると勘違いしたのが>>91のレスか。
そんなんで優越感に浸ろうとするなよ。

112 :91:2006/12/15(金) 01:01:39
>>109
このコピペが本当に彼の書いたものなら、彼は日本の教育を憂えている
んでしょ? だったらそういう動向ぐらいは知ってて当然じゃないの?


113 :91:2006/12/15(金) 01:02:31
>>111
だから、このコピペは本当に彼が書いたものなのですか?

114 :無名草子さん:2006/12/15(金) 01:02:41
>>110
安倍政権に愛国心教育は無駄だと言え
佐藤優は愛国心教育をするならこうしろと指南しただけだ

115 :無名草子さん:2006/12/15(金) 01:04:32
>>112
動向なんぞしらんでも、片手間で同じ水準に達していることを賞賛しろ。

116 :91:2006/12/15(金) 01:09:34
>>114
でもこのコピペもやっぱり愛国心そのものは必要だと思っているんでしょ?
ただし憲法などの規定ではなく下からの教育として行えと。

どんなに愛国心があってもデタラメな政策運営を行えば滅びるときは滅びるよ。

>>115
このコピペを書いた人(本当に佐藤さん?)に聞きたいのは、そんなに素晴らしい
教育を行っているはずなのになんで旧ソ連はボロボロなんですか?

117 :無名草子さん:2006/12/15(金) 01:10:35
>>116
愛国心が無いよりあった方がいいだろ・・・常識的に考えて

118 :無名草子さん:2006/12/15(金) 01:12:26
>>116
旧ソ連じゃ何やったってボロボロだろ。

119 :無名草子さん:2006/12/15(金) 02:12:57
>>116
 言い包めるとしたら、愛国心を培ったとて何でも解決できる
わけじゃない。だが、この一人一人の子供達の心の中に培われた
財産はいずれ開花する時がやってくる、という処かな?

120 :無名草子さん:2006/12/15(金) 13:41:43
名前と顔が有名になった時点でインテリジェンス界からは追放される…

121 :無名草子さん:2006/12/16(土) 00:57:58
ハーバーマスは、社会で人々の合意がうまく達成されるためには
一方が他方に何らかの行動を強制しない状況下での対話が
唯一の方法であると考えます

122 :無名草子さん:2006/12/16(土) 00:58:49
国益のため、日本国民のために仕事をするといっても
それが外務省内の出世のため
世間での名誉のためということでは、出世に繋がらず
メディアで非難の合唱が起きれば、当該人物の国益観は崩れてしまう
国益に対する信念、日本の将来に対する信念
日本の将来に対する希望、そして同胞である
日本人への愛をもっていれば、要するに
「究極的なもの」が自分の中にあるならば
相当のことがあっても人間は崩れることはないと思う

123 :無名草子さん:2006/12/16(土) 00:59:21
人間は形成途上にある

124 :無名草子さん:2006/12/16(土) 01:00:00
他人でなく自分の過去と比較せよ


125 :無名草子さん:2006/12/16(土) 01:00:47
拘置所暮らしを契機に、これまでのライフスタイルを転換するべきである
いつもなにかに追われているような生活と訣別し
ゆっくりとした生活を送ろう
外務省時代、特に八八年六月に館務(モスクワの日本大使館勤務)に
ついてからずっと走り続けてきた
ここでよい転換ができるかもしれない
これまで買いためてきた本を一生かけて読んでもいい
裁判が終わった後は「余生」と考えてもよいのではないか
できることならば、京都でひっそりと余生を送りたい
健康にさえ気をつければ、二○〜三○年の持ち時間があるだろう

126 :無名草子さん:2006/12/16(土) 01:01:41
外にいた頃、私の蔵書は分散しており
赤坂に二五○○冊、役所に八○○冊、与野の実家に七○○冊
計四○○○冊くらいで、これが私にとって何よりの財産であり
楽しみでした
しかし仕事のために読まないとならない本があまりに多かったため
自分の好きな本を読む時間はほんとうに限定されていました

127 :無名草子さん:2006/12/16(土) 01:02:14
外交官時代に集めた学術書を読むだけでも一○〜二○年を
充実して送ることが出来るでしょうが
やはり、この「公の世界」で経験したことを
「私の世界」から冷静に見つめ直してみたいと思います
この作業にも一○〜二○年はかかるでしょう

128 :無名草子さん:2006/12/16(土) 01:02:55
拘置所内でどれくらい学術書を読んでいるかチェックしてみました
逮捕後一ヶ月は、本を読むどころではなかったので
結局三ヶ月で一四冊(語学書を除く)を読んでいます
月平均五冊、一冊平均四○○頁として、月に二○○○頁
一日当たり、七○頁弱になります
四○○字詰め原稿用紙に換算すると一四○枚程度です
外にいる頃は一晩でこの一○〜一五倍の文書を読んでいたと思いますが
独房内で現在読んでいる本は相当難しく
頭に入り難いので、この程度が私の能力の限界なのでしょう


129 :無名草子さん:2006/12/16(土) 01:03:44
残りの人生のうち、知性が働く期間をあと三○年と仮定した場合
熟読できる難解な学術書は(一冊平均五○○頁として)
一ヶ月に一○冊が限度でしょう
三○年でわずか三六○○冊しか読めないのです
書く作業にも時間を持っていかれるので
実際に読める本の数はもっと少なく
これら読んだ本の中から頭に定着させることのできる
知の量はもっと限られてきます
三六○○冊の本ならば、天井まで積めば
この独房にすべて収まるでしょう
そう考えると、人間が一生の間に出来ることは
とても限られていると実感します

130 :無名草子さん:2006/12/16(土) 01:05:34
独房で長く暮らしていると
死刑囚の心理を追体験することができるようになってきます
これは私にとって、恐らく勾留生活によってえられた
最大の成果だと思います
この点については、いつか(獄中にいるうちに)
きちんとまとめてみたいと思いますが
一言で言うと、自分が現在持っている時間が
とても貴重に思えてくるということです

131 :無名草子さん:2006/12/16(土) 01:30:07
この人坂口の隣に拘置されてたんでしょ

132 :無名草子さん:2006/12/16(土) 13:07:06
コピペしてる奴。やりすぎじゃね?
著作権OKかな?

133 :無名草子さん:2006/12/16(土) 21:06:10
「9・11」後、テロとの戦いが対外諜報機関にとって重要な地位を占めている。
「国民の安全を守れ」という声も高まっている。
その一方で、「プライバシー保護」「行政機関の情報公開」 に対する要請も強い。
矛盾するこの2つの要請を同時に満たすことが対外諜報機関に要求されており
公募制導入もそうした時代の要請を反映したものだ。

134 :無名草子さん:2006/12/16(土) 21:06:42
日本では国会議員は選挙で選ばれ、最も多く議席を獲得した政党
あるいは、与党を形成する政党に属する議員が
首相になり、内閣を組織していますね
つまり日本のリーダーは、間接的に選ばれていて
直接、国民を代表しませんね
日本が議院内閣制をとっている限りは
象徴天皇制とはぶつかりにくいというわけなんです
ところが、ホリエモンが導入を主張した大統領制は
どのようなかたちで選挙が行われるでしょうか
国民の直接投票になりますよね

135 :無名草子さん:2006/12/16(土) 21:07:14
もし、大統領制になった場合
国民統合の象徴である天皇との整合性はどうなりますか
明らかにぶつかりますね
ドイツの首相と大統領の関係は
前者が権力、後者が権威と言っていいでしょう
アメリカ合衆国大統領は権威と権力をあわせもっています
日本を大統領制にした場合
天皇の立場はどうなるのでしょう
日本の政治史においては、ごく少数の例外を除いて
権威と権力がひとつになることはありませんでしたね
つまり、ホリエモンは超えてはならない
日本文化のタブーを超えてしまったように私には見えます


136 :無名草子さん:2006/12/16(土) 21:07:50
一昔前のやり手の経営者はあからさまに
「稼ぐが勝ち」なんて言いませんでしたよ
この取引はあなたにもよかったし、わたしにもよかった
むしろ出血大サービスです
なんて言いながら、“稼ぐが勝ち”をやっていた

137 :無名草子さん:2006/12/16(土) 21:08:24
ホリエモンをメディアは取り上げ
ある部分では庶民の共感を得たと言ってもいいでしょう
企業としても一定程度成功しましたよね
なぜなら、いま日本においては
貨幣や資本が“流行”になっているからです
そうした状況下では、貨幣や資本という眼鏡を通して
世の中を見るようになってしまうでしょう
言い換えれば、日本が新自由主義的な政策下にあるということです

138 :無名草子さん:2006/12/16(土) 21:08:57
国家の目的は何かというと、自己保存なんです
そのためには国民から富や労働力を収奪しなければならない
国民に対して、福祉という優しさを示すのも
ある程度、国民に優しくしないと
国民が疲弊して収奪できなくなるからなんです
金融面での規制を緩和して起業を促したのも
新たな収奪の対象をつくりだす
という側面があったといってもいいでしょう
新自由主義的な経済政策も
新たに富める者をつくりだして収奪するためだといえます

139 :無名草子さん:2006/12/16(土) 21:09:30
ところが新自由主義は文字通り
「稼ぐが勝ち」の世界ですから、資本の増殖が目的ですね
資本にとっては、規制が緩和されたとはいえ
国家なんて邪魔なだけです
新自由主義の論理を突き詰めれば
貨幣=資本による国家の解体になります


140 :無名草子さん:2006/12/16(土) 21:10:16
逆に国家にとっては
新自由主義の行き過ぎで資本が国家を超克しよう
なんてことになったら、非常に都合が悪いですね
なぜなら収奪ができなくなって
国家として存続できなくなるわけですから


141 :無名草子さん:2006/12/16(土) 21:10:51
先ほどからの佐藤さんのホリエモンに対する評価から考えるならば
彼こそ、行き過ぎた新自由主義そのものだと?

そうです。
彼はナショナルなものに価値を感じない
本物の新自由主義者でしょう
ですから、ホリエモンの憲法における天皇の位置付け
に対する違和感の表明や大統領制を肯定する発言も頷けますね

142 :無名草子さん:2006/12/16(土) 21:11:23
資本主義は違法か適法かよくわからない
ルールのグレーゾーンの中に突っ込んでゆくもの

143 :無名草子さん:2006/12/16(土) 21:11:59
公平分配型の政策を掲げる政治勢力が潰れていくと同時に
もっと大きな構造転換が起きていることに
国家、官僚は気付いたのです
経済政策として掲げた新自由主義の行き過ぎに、です
新自由主義を乱暴に表現すれば
市場での自由競争において勝ち残ったものが富をどんどん蓄積し
ひたすら個別利益を追求していく経済活動だと言えます
この場合、国家は関係ありません

144 :無名草子さん:2006/12/16(土) 21:12:31
法律のグレーゾーンを衝いて利益を上げたり
場合によっては違法行為を行ってでも
タックス・ヘイブンに富を移すことだってあります
つまり、日本に籍を置く個人や企業が経済力を上げても
国家は十分に潤わない
さらに言うならば国家を支える官僚が潤わないのです

145 :無名草子さん:2006/12/16(土) 21:14:53
堀江さんが悪質な脱税をしていたということではなく
「ホリエモン的なるもの」に国家を潤わせない理念型がある
と官僚が見なしたのでしょう
新自由主義のシステムをこのまま放置することは
国家を弱体化させることになる
平等主義も認めないが新自由主義で国家
すなわち官僚を無視するような経済活動も認めない
官僚の定めた回廊の中でしか行動してはいけないんですよと教える
ライブドア事件で官僚が一番問題視したのは
ホリエモンが政治に直接手を突っ込んだことだと思います


146 :無名草子さん:2006/12/17(日) 21:17:36
日本では「共謀罪」の法制化が国会で大きな問題になっているが
本件が対外諜報の問題であることが意外と意識されていない。

147 :無名草子さん:2006/12/17(日) 21:18:08
1997年11月に西シベリアのクラスノヤルスクで
橋本龍太郎首相とエリツィン大統領が非公式に会談し
「東京宣言に基づき2000年までに
平和条約を締結するよう全力をつくす」
と合意した後、北方領土問題解決の可能性が生まれたので
筆者も頻繁にモスクワに出張するようになった


148 :無名草子さん:2006/12/17(日) 21:18:40
パレスやメトロポールなどの欧米資本と提携したホテルに泊まるのだが
いつも2人連れの男が尾行してかなわない


149 :無名草子さん:2006/12/17(日) 21:19:35
しかし、筆者の横に張り付いて
「こいつと会うとロクなことにならないぞ」
と威圧する業界用語でいうところの
「強行尾行」ではない

150 :無名草子さん:2006/12/17(日) 21:20:27
ロシアの尾行術は洗練されているので
15名くらいのチームできちんと監視すれば
筆者に気づかれず、尾行することは可能だ
(もっとも2時間くらいかけて点検行動をとれば
そのような尾行でも見破ることはできる)


151 :無名草子さん:2006/12/17(日) 21:21:07
そのどちらでもない中途半端な尾行なのである
筆者の情報源には、勘のよい政治家や学者がいたので
「サトウさん、私たちは監視されていますね
何のシグナルでしょうか」
などと聞かれ、十分な意見交換ができない


152 :無名草子さん:2006/12/17(日) 21:22:07
筆者としてもどうしたらよいかわからないので
中東某国の「ロシア情報の神様」
と呼ばれるある高官に相談した
この高官はかつてソ連反体制派だったが
ソ連崩壊後はクレムリン高官と
個人的に親しくしていた


153 :無名草子さん:2006/12/17(日) 21:22:58
防諜機関はサトウさんが誰と会ったか
詳細な記録を作れという指示を出しているのでしょう
連中は会談の内容を理解できませんし
そもそも関心がありません
ですからできるだけ彼らが
監視しやすい場所で会見するのです

154 :無名草子さん:2006/12/17(日) 21:23:46
どこですか

プレジデントホテルがいいでしょう
私もモスクワに行くときは
いつもこのホテルに泊まっています


155 :無名草子さん:2006/12/17(日) 21:24:20
私が申し込んでも宿泊できるでしょうか

サトウさんの名前は十分有名だから大丈夫ですよ
私からも大統領総務局に電話しておきます


156 :無名草子さん:2006/12/18(月) 20:47:07
敗北に直面した時、みずからにその責任が在ることを認めたくないと云う心理が誰にも働く。

157 :無名草子さん:2006/12/18(月) 20:47:39
「誰かに自分は騙されていた」と云うフィクションで自分の責任から逃れようとするのだ。

158 :無名草子さん:2006/12/18(月) 20:48:15
その透間をアメリカが衝いて「軍閥によって大多数の日本人が騙された」と云う神話を作った。
いわゆるA級戦犯に対して戦争責任を負わせる言説もこの延長線上にある。

159 :無名草子さん:2006/12/18(月) 20:48:49
そして日本人は自らその神話を受け入れて行くのである。

160 :無名草子さん:2006/12/18(月) 20:49:21
しかし日本人は騙されて大東亜戦争に突入したのではない。

161 :無名草子さん:2006/12/18(月) 20:49:53
国際テロリズムという新たな脅威に対抗するためには
(現在の法案には解決すべき問題点が多数あるが)
「共謀罪」型の、ある程度まで人間の宗教・思想・信条に踏み込み
保護・観察・隔離的要素をもった法律が必ず生まれてくる。
裏返して言うならば、対外諜報機関をもたずに「共謀罪」を作っても
国際テロ対策に有効な措置はとれない。

162 :無名草子さん:2006/12/19(火) 20:50:35
残念ながら外務省にセクシャルハラスメントの常習にとどまらず
性犯罪として刑事責任を追及されるような行為をした幹部が
複数いることは間違いない


163 :無名草子さん:2006/12/19(火) 20:51:19
マルクス主義は国家の廃止を唱えているにもかかわらず
なぜソ連という国家を形成したのか

164 :無名草子さん:2006/12/19(火) 20:51:53
本来、共産主義革命は世界的規模で起きることを想定しているが
20世紀初め、帝国主義国間の矛盾が最も強かった状況下で
後発資本主義国であるロシアで革命は起きてしまった

165 :無名草子さん:2006/12/19(火) 20:52:26
近未来に他の資本主義国でも社会主義革命が起きるのは必然である
あるいはその過渡期に
社会主義革命の基地としての役割を果たす国家が必要となる
という口実でソ連の存在を正当化した

166 :無名草子さん:2006/12/19(火) 20:52:57
ソ連は国家を廃絶するという目的のために作られた国家なのだ
これがスターリンの一国社会主義を支える論理構成だ

167 :無名草子さん:2006/12/19(火) 20:53:29
同様に、イスラーム原理主義組織アル・カーイダ既成の国民国家を廃絶し
単一のイスラーム帝国(カリフ帝国)の復興を目標とする

168 :無名草子さん:2006/12/19(火) 20:54:01
ちなみにアル・カーイダとはアラビア語で「基地」の意味だ
世界イスラーム革命のための基地がアル・カーイダなのである

169 :無名草子さん:2006/12/19(火) 20:54:42
そこで過渡期国家としてタリバーンのアフガニスタン国家を樹立した
タリバーンのアフガニスタンは一国イスラーム主義国家といってもよい
スターリンのソ連と同様の論理構成で
アフガニスタン国家の存在を正当化したのである
しかし、ソ連の本質は
マルクス・レーニン主義に基づく世界社会主義革命の実現ではなく
帝国主義的支配の拡大に過ぎない

170 :無名草子さん:2006/12/20(水) 18:11:49
>>91
機関としての国家とネーションの区別ぐらいはこの場でもつけてると思う。
柄谷を夢中で読むぐらいだし。

171 :無名草子さん:2006/12/20(水) 20:38:23
太平洋戦争の開始に当たって
日本政府は国民に何の説明もせず
国民は軍閥に騙されたという物語がいまだに通用しています
これは戦争が終わった後、GHQが「真相はかうだ」という
謀略活動をラジオや新聞を通じてやりました


172 :無名草子さん:2006/12/20(水) 20:39:07
日本が米国に対する秘密兵器
として飛ばした風船爆弾がニ、三個しか米国に着かなかった
などという嘘の話は全部そこで出てきたわけなんです

173 :無名草子さん:2006/12/20(水) 20:39:45
風船爆弾は、実際には千個撃って百個も着いていたんですよ
風船爆弾を日本人はバカにしますけど
これは日本のインテリジェンスの最高傑作だと私は思っているんです

174 :無名草子さん:2006/12/20(水) 20:40:18
インテリジェンスの要諦は現在持っているカードだけを使うことです
日本は和紙とコンニャク糊
当時の先端技術を結集した精密なサーモスタット
それから冬期に北太平洋上空で
米国に向けて流れるジェット気流を用いた


175 :無名草子さん:2006/12/20(水) 20:40:50
この気流は東行きだけなので米国は使えません
風船爆弾に生物・化学兵器を積めば
大きな効果が期待できます


176 :無名草子さん:2006/12/20(水) 20:41:29
風船爆弾は潜在的破壊力においても
心理兵器としても大きな意味を持ちました

177 :無名草子さん:2006/12/20(水) 20:42:01
それだから戦後
米国のインテリジェンスが風船爆弾について徹底的に調査したのです

178 :無名草子さん:2006/12/20(水) 20:42:33
テロを防ぐためには
思想を観察し
テロが実行される前に、つまり準備段階で粉砕する必要がある。
現行法の大原則は「疑わしきはシロ」だが
対外諜報の世界における「ゲームのルール」では「疑わしきはクロ」なのだ。

179 :無名草子さん:2006/12/21(木) 13:10:31
>>177
風船おじさんの調査は進んでいるのか。。。

180 :無名草子さん:2006/12/21(木) 15:00:49
なに、このスレ…
最近、太りすぎなのは、印税がいっぱい入って、
牢獄の反動で、いいもの食べてるから?

181 :無名草子さん:2006/12/21(木) 21:14:28
2002年4月末、東京プリンスホテルの10階のある部屋に
偽名で泊まっていた東郷さんに呼ばれました

182 :無名草子さん:2006/12/21(木) 21:15:00
偽名で泊まっているだけで
検察は東郷さんを捕まえることができたんですが
そこで東郷さんに
「あなたは外務省を辞めて外国に出る気はないのか」
と言われました

183 :無名草子さん:2006/12/21(木) 21:15:31
僕は日本にとどまろうと思っていると断りましたが
東郷さんは何人かの外務省の人間の
個人的なスキャンダルを言いました

184 :無名草子さん:2006/12/21(木) 21:16:04
そのうちの一人は、外務省を辞めていて
いまでは内閣の近くで非常に大きな影響力を持っています
その人の個人的なスキャンダルをたっぷりと私に告げ
いざとなったらこれを使ってくれと言いました

185 :無名草子さん:2006/12/21(木) 21:16:36
冷戦はもう十五年前に終結したのに
未だ日本の論壇には
もはや有効性を喪失した左翼、右翼の壁があって
自己閉塞的言説空間を作っている


186 :無名草子さん:2006/12/21(木) 21:17:07
日本国家の危機的状況に鑑みるならば
論壇人が感情的非難の応酬をしている余裕はないはずだ

187 :無名草子さん:2006/12/21(木) 21:17:39
日本国家、日本人の過去、現在、未来を真剣に考えるという視座から
一人ひとりの論壇人が少しだけリスクを冒して
『敵』陣営の言説でも評価できる内容については正当に評価することだ

188 :無名草子さん:2006/12/21(木) 21:25:33
コピペしてる精神障碍者ウザイぞ

189 :無名草子さん:2006/12/21(木) 21:33:32
ウザイスレからは立ち去ればいいじゃない。
他にも佐藤優スレあるよ。

190 :無名草子さん:2006/12/21(木) 21:34:59
>>189
外交政策以外のスレ、教えて

191 :無名草子さん:2006/12/21(木) 21:36:02
>>190
,ほら
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1166125784/l50


192 :無名草子さん:2006/12/21(木) 21:41:29
>>190
おまえが>>191のスレを活性化させるんだ。
ネタを投下しまくれ。

193 :無名草子さん:2006/12/21(木) 22:19:25
>>191
15日に立てて、まだ2レスかよ
そっちにコピペしる

194 :無名草子さん:2006/12/21(木) 22:22:26
>>193
おまえが移動汁

195 :無名草子さん:2006/12/21(木) 22:23:48
http://www.youtube.com/watch?v=mnHUS1ctUVo
1円歌手ピ(Rain)のミュージックビデオの背景が、どうみても原爆投下直後の広島を彷彿とさせる映像になっている。
明らかに原爆ドームと思しき建物も確認できる。
這いずり回る被爆者や、キノコ雲のような爆発シーンまである。
ちなみに「原爆」は韓国人が日本人へ嫌がらせによく使う言葉。
http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=teconomy&nid=2689555

唖然!鎖で吊るした日本人をボコって悦に入る韓国HIPHOPクルーのPV!!!!コリアンは愚かで卑しい事実が解る!糾弾せよ!!!!!!!
(南朝鮮で日本人を侮辱するための言葉として使われているチョッパリという言葉などを使って日本を罵倒する系のラップ)
http://www.youtube.com/watch?v=F5hb_pb_heA

【舞鶴】韓国人に乗っ取られた神社視察オフ http://off3.2ch.net/test/read.cgi/offmatrix/1166533550/
痛いニュース+ http://news18.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1166530832/l50
「神社を潰す」 宮司を強迫、韓国人を新役員に 脱税目的の神社乗っ取り事件 - 京都・舞鶴
毒男板 http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/male/1166530688/l50
【韓国人】京都の神社を乗っ取り、鳥居など撤去も

▼対馬の神社にて。他人の絵馬に汚らしい落書きをして帰る、呆れた韓国人観光客
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/9d/58c010020f969b5aafec64fb41cef924.jpg
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/95/1bb60b381d7d1105a14c3f3059f570f5.jpg
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/2b/03e3587d0ec1974e7994ad58a634a924.jpg
▼対馬の神社にて。鳥居に向けて石を投げる韓国人観光客たち
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/75/3dd4d047933fa7e44e0d938d328647f9.jpg
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/59/ef86e1946e8a72e3c6de64845f7e0eed.jpg

196 :無名草子さん:2006/12/21(木) 22:29:35
>>193
そこで面白い、面白くなかったとかの、感想文でも書いたら?
外交政策のスレにはよくあるよね。

197 :無名草子さん:2006/12/22(金) 20:56:43
ポリトコフスカヤが報道されるようなリベラル派代表であるかは疑問である。
彼女の著作『プーチニズム』を読んで皆さんが判断して欲しい。
プーチン政権は彼女を敢えて野放しにしていた。
ロシアにおける報道の自由を「証明」するため。

198 :無名草子さん:2006/12/22(金) 20:57:15
このパイプライン問題のインテリジェンス的見方をお話ししておきますね
ロシア側は、石油・天然ガス・パイプラインについて
「日本か中国か」という天秤を提示し
それに踊った日本外務省・経産省の官僚たちは
日本誘致に向け働きかけましたが
これは情報戦における日本の体力低下を如実に示す例です

199 :無名草子さん:2006/12/22(金) 20:57:49
ロシアが「日本か中国か」という提示を行った時点で
ロシアは日本ルートを決断しているのです

200 :無名草子さん:2006/12/22(金) 20:58:23
その理由は極めて単純です
日露間でパイプラインができれば
エネルギーの元栓をロシアが握り
日本の生殺与奪権をロシアが握ることになるが
露中間でパイプラインができれば
中長期的に中国がロシアの生殺与奪権を握る蓋然性が高まるからなのです

201 :無名草子さん:2006/12/22(金) 20:58:59
インテリジェンス的には実に簡単な謎解きなのですよ
日露間でパイプライン建設が決まれば
日本のロシアに対するエネルギー依存度が高まります
一方、日本からロシアに対して持つ経済カードは限定的で
ロシアがエネルギーの元栓を閉じた場合に
対抗する術を持ちません
他方でロシアが日本から必要とする機材・ノウハウは
基本的にEUから調達可能です


202 :無名草子さん:2006/12/22(金) 20:59:34
露中間でパイプライン建設が決まれば
中国の投資のかなりの部分は労働力提供という形で行われます
日露の場合、マイナス四十度にもなる東シベリアに
日本の労働者が出稼ぎに行くというシナリオが考えられるでしょうか
シベリアのロシア人労働者の賃金は月三百から四百ドルくらいはあるでしょう
これと比べて中国人労働者の賃金は東北部では
月七十から百ドル程度なので、インセンティブは十分にあります

203 :無名草子さん:2006/12/22(金) 21:00:09
ここで問題になるのは、すでにお話した露中間の人口圧力の相違です
パイプライン計画が動くことによって
中国人がシベリアに大量流入して
パイプライン関連のインフラが整備された後も中国に帰国せず
極東における中国の人口圧力が増大することに
クレムリンは強い恐れを持っているんです

204 :無名草子さん:2006/12/22(金) 21:00:42
従って、ロシアが「中国か日本か」という天秤を提示した時点で
その思惑をインテリジェンス的に分析し
日本の国益という観点から処方箋を組み立てるのが
「外交ゲームのルール」なのですが
どうも日本政府はその水準に達していない

205 :無名草子さん:2006/12/23(土) 02:42:12
なぜ日本は常任理事国になれないのか
http://www.relnet.co.jp/relnet/brief/r12-211.htm

そもそも、現在の国連のシステムでは、日本が常任理事国になれる道理が初めからないのである。
何故なら、中国が自国内のチベットや新疆ウイグル、あるいは内蒙古地域等における
自国民(少数民族)の人権を蹂躙(伝統文化の抹殺も含む)したり、台湾に対する武力侵攻を
正々堂々と表明することの論理の中に、かつての中国大陸における抗日戦争で、
常に自分たち(共産軍)が主体であった(「日本帝国主義からの解放者は自分たちである」
という意)ということが、彼ら中国共産党および人民解放軍のあらゆる蛮行を
正当化する根拠になっているからである.
彼らがいかに自国民を抑圧しようと、 あるいはベトナムなどの周辺国に戦争を仕掛けようと、
それらはすべて、 彼らの武力行使を正当化させる
「日本帝国主義に対する抵抗手段である」と言わなければならないのである。



206 :無名草子さん:2006/12/23(土) 12:52:28
このスレの住人、何人いるの? 一人?

207 :無名草子さん:2006/12/23(土) 15:55:54
季チガイ一人とほか少数

208 :無名草子さん:2006/12/23(土) 16:28:35
佐藤優スレはどこも過疎だな。
外交政策の佐藤スレなんて4月にスレが立ってあの状態だし。


209 :無名草子さん:2006/12/23(土) 16:45:34
>>207
感想文でも書いたら?

210 :インテリジェンス 武器なき戦争:2006/12/23(土) 17:21:15
                / ̄ ̄\
              /  ヽ_  .\
              ( ●)( ●)  |     ____
              (__人__)      |     /      \
              l` ⌒´    |  / ─    ─  \
             . {         |/  (●)  ( ●)   \
               {       / |      (__人__)      |
          ,-、   ヽ     ノ、\    ` ⌒´     ,/_
         / ノ/ ̄/ ` ー ─ '/><  ` ー─ ' ┌、 ヽ  ヽ,
        /  L_         ̄  /           _l__( { r-、 .ト
           _,,二)     /            〔― ‐} Ll  | l) )
           >_,フ      /               }二 コ\   Li‐'
        __,,,i‐ノ     l              └―イ   ヽ |
                    l                   i   ヽl
          手嶋龍一        佐藤優

211 :無名草子さん:2006/12/23(土) 20:47:28
谷内外務次官は頭があり、腹もある。

212 :無名草子さん:2006/12/23(土) 20:48:00
アメリカに関しては
その内在論理が前期と後期で転換している

213 :無名草子さん:2006/12/23(土) 20:48:45
初期のアメリカ、つまりイギリスから独立して
19世紀半ばまでは、アメリカは普遍主義に反対し
アメリカという地理的制約を重視し
独自の内在論理を発展させた

214 :無名草子さん:2006/12/23(土) 20:49:17
ヨーロッパによるアメリカ大陸への干渉を認めない
と宣言したモンロー主義がその典型である

215 :無名草子さん:2006/12/23(土) 20:49:55
要するに当時のアメリカは
一種の地政学に基づいた小世界に自らを限定していたのである

216 :無名草子さん:2006/12/23(土) 20:50:33
北米大陸の支配が終わると
アメリカは地政学を海洋に展開した

217 :無名草子さん:2006/12/23(土) 20:51:14
ここでもアメリカに世界制覇の意図などなかった
依然として地政学が維持されていたのである

218 :無名草子さん:2006/12/23(土) 20:51:54
前述したように19世紀末にアメリカは帝国主義政策に転換し
フィリピン、グアムに海軍基地を設けた
さらに植民地として魅力的な中国を目の前にして
アメリカは中国へ参入するためには
門戸開放という自由主義の論理を用いることが得だと考えた

219 :無名草子さん:2006/12/23(土) 20:52:27
ここでアメリカの国家原理に地政学と普遍主義の双方が入るようになった


220 :無名草子さん:2006/12/25(月) 13:47:45
論語ぐらい読むべき

221 :無名草子さん:2006/12/26(火) 02:29:34
今から、佐藤とムネオの対談本読みますー

222 :無名草子さん:2006/12/26(火) 20:47:51
戦争は「良い」とか「悪い」とか善悪の彼岸にある
人間の文化システム間で必然的に起こる出来事
と受け止める考え方

223 :無名草子さん:2006/12/26(火) 20:48:26
「共謀罪」の先には対外諜報機関の設置問題が必ず出てくる。
それを官僚の「組織の維持拡大」の口実とさせず
日本が直面する国際テロの危険から
国家体制と国民を守るための体制をどのように組み立てるかについて
国民、マスコミ、政治家が真剣に議論しなくてはならないと筆者は考える。


224 :無名草子さん:2006/12/26(火) 20:49:00
人間は思想からは離れて生きていけない
なぜなら、人間には表象能力があるから


225 :無名草子さん:2006/12/26(火) 20:49:32
思想の間を移動することしかないんですよ
私たちに残されたのは

226 :無名草子さん:2006/12/26(火) 20:50:10
絶対正しいものはあってもいいんです
ただし
それは複数あるんですよ

227 :無名草子さん:2006/12/26(火) 20:50:55
しかも、それら複数の絶対に正しいことは権利的に同格なんです

228 :無名草子さん:2006/12/26(火) 20:51:44
例外は、人を殺すなど他者に危害を加えること
その場合は、権利的に同格とは言えなくなります

229 :無名草子さん:2006/12/26(火) 20:52:20
これを除けば、あとは曖昧でいいのではないかという態度

230 :無名草子さん:2006/12/26(火) 20:53:21
そもそも、思想を批判すること自体が難しい
自分たちが何を考えているのかということを
“対象”として把握することは難しい

231 :無名草子さん:2006/12/27(水) 01:38:35
だんだん抽象的になってきた。拘置所疲れかな。

232 :無名草子さん:2006/12/27(水) 21:16:54
中東にイスラエルが無くなると
ヒズボラやイランのような国々だけになってしまう。
そうなるとまずい。

233 :無名草子さん:2006/12/27(水) 21:17:26
報道は、イスラエル支持にしてもアラブ支持にしても贔屓筋である。


234 :無名草子さん:2006/12/27(水) 21:18:00
本当に中東について報道をしようとしたら、命を賭けなくてはならない。
特に日本での中東報道に支障がないのは、大した報道をしていないからだ。

235 :無名草子さん:2006/12/27(水) 21:18:30
構成を重視する認識構造は基本的に観念論と親和的だ。


236 :無名草子さん:2006/12/27(水) 21:19:04
彼の認識構造は、本人の自己意識とは異なるであろうが
哲学史的には典型的な観念論である。
自らの頭の中で構成する観念を外部から崩すことはできない。
これは観念論の強さである。

237 :無名草子さん:2006/12/27(水) 21:19:36
他方、観念論には決定的な弱点がある。
観念論の立場に立つ限り、他者を理解することができないのである。


238 :無名草子さん:2006/12/27(水) 21:20:09
私が思っている他者は、実は私の頭の中にある他者で
その他者が実際に存在するかどうかは確定できないのである。

239 :無名草子さん:2006/12/27(水) 21:20:41
弁護人と被告人の間で齟齬が生じるのも
観念と観念がぶつかりあうからなのだ。

240 :無名草子さん:2006/12/28(木) 21:10:34
いわば
国家を愛しながら平然と突き放す
という離れ業をあっさりやってのけている

241 :無名草子さん:2006/12/28(木) 21:11:13
物事を決めるとき、ある決まりごとがあって
研究の積み重ねが学問だというのが普通の考えですが
神学は違うんです

242 :無名草子さん:2006/12/28(木) 21:12:06
いろいろ議論をしているうちに
針の先に天使が何人止まれるか
と訳のわからない議論になる


243 :無名草子さん:2006/12/28(木) 21:12:38
例えば
神様っていうのはすべての概念を持っている
絶対のもの
最高のものはすべての概念を持っているから
その中には「存在」という概念があり
だから存在するのだと

244 :無名草子さん:2006/12/28(木) 21:13:21
そうすると最高のアトランティス大陸は
なんてことを言った場合
「最高の」という形容詞が付くから存在するはずだみたいな
こういう屁理屈の研究になって
訳がわからなくなるんです

245 :無名草子さん:2006/12/28(木) 21:13:54
そうなると、みんな疲れちゃうからやめちゃう
そんな論争をしたことも忘れちゃうんです

246 :無名草子さん:2006/12/28(木) 21:14:28
それでまた、二、三百年経つと同じ話が切り口を変えて蒸し返してくる

247 :無名草子さん:2006/12/28(木) 21:15:05
そういうふうにして同じことが何度も繰り返されるわけなんです
で、訳がわからなくなるんですが
神学ととり組んでいると
人間は進歩してるという考え方を持ってるっていうことが
もしかしたら私たちの幻想なのかもしれない
という気持ちが強くなってくるんですね

248 :無名草子さん:2006/12/28(木) 21:15:36
大学では「無神論」を研究したかったのですが
私の神学研究は実は二十世紀の米国神学からスタートしているのです


249 :無名草子さん:2006/12/28(木) 21:16:08
本質的な意味において
人間がつくったもの
(それがどんな権力であれ、権威であれ)
を信じていない
にもかかわらず国家の尊厳を重視する


250 :無名草子さん:2006/12/28(木) 21:16:41
約八年のモスクワ勤務時代に
ソ連崩壊と新生ロシアの混乱を目の当たりにした
国家が壊れると
どれほど悲惨なことが起きるのか
ということを知って
「国家は悪だ。しかし、絶対に必要なのだ」と痛感したのだ



251 :無名草子さん:2006/12/29(金) 19:04:45
坂場報道官は記者に厳しく追求されると
感情が昂り、つい喋りすぎてしまう癖があるので
貴重な情報源だ

252 :無名草子さん:2006/12/29(金) 19:05:26
国家には分業化の進んだ社会を調整する役割があると同時に
人間に命を投げ出させてしまうだけの強烈な力もある

253 :無名草子さん:2006/12/29(金) 19:06:01
予見される未来において国家に代わるシステムを人間は作ることができない
と私は考える。
したがって
剥き出しの暴力と慈愛に溢れた母の顔のバランスがとれた強い国家を維持することが
現実的な処方箋と考える。
警察・検察はその本質からして猟犬で、チャンスがあれば
暴力性を剥き出しにして国民を支配することに喜びを感じる。

254 :無名草子さん:2006/12/29(金) 19:06:34
これが行きすぎると国民の国家に対する信頼が落ち
結果として国家存在の成立基盤、伝統的なことばで言うならば国体が弱体化する。
視野狭窄に陥った検察が好敵手である弁護士に対して
無理な国策捜査を行うという現状は
日本の国家体制が弱っているが故に起きている現象なのだ。

255 :無名草子さん:2006/12/29(金) 19:07:06
大学で締め付けが行なわれたというのは
体制の強さを物語るものじゃない
むしろ弱さを表している

256 :無名草子さん:2006/12/29(金) 19:07:38
インテリに対して力を誇示するのは最低のやり方だ
インテリが体制に対する反発を強めるだけだ

257 :無名草子さん:2006/12/29(金) 19:08:32
産業社会は、それを構成する人々の流動化、匿名化を促しますね
そうなると、人々はバラバラになりかねません
その一方で産業社会は継続的に維持されていかねばならない
そんな背反的な状態が起きてしまう
これを解消するためには
人々に共有の文化をもたせればいいのです
民族、国民としての自覚をもたせることによって
流動化した人々を束ねていくのが有効な方法だからです
共同主観性の形成と言えるかもしれない

258 :無名草子さん:2006/12/29(金) 19:09:07
国は国家予算の半分くらいをかけて
国民に読み書き能力を獲得させるような基礎教育を施すことで
それを達成しようとします
つまり、人為的に維持されている文化なんです

259 :無名草子さん:2006/12/29(金) 19:09:40
現代社会は教育から産業にいたるまで
極めて高度で複雑な分業化が進んでいる
それを調整し、維持してゆく役割は国家にしか担えない

260 :無名草子さん:2006/12/29(金) 19:10:13
国民国家以外にもそうした役割を果たす共同体が存在するのではないか
と考えておいたほうがいい局面にきていると思います
これはまだ仮説の段階ですが9・11以降にはっきりと姿を現してきた
アルカイダがそのように映ります
今後、このような集団が
国家に代わりうる機能を果たすのかもしれません


261 :無名草子さん:2006/12/29(金) 19:10:48
国家や民族ではないもので、非常に強力な共同主観性を帯びたもの
要するに宗教です
これが国境を越えた共同体を形成しうるのではないか
というのも、その共同体の名の下に
自己の生命を差し出すことのできる人間を継続的に作り出すことに
成功しつつあるのではないかと私には思えるからです
ただ、自爆テロが国際的なものになってまだ一○年たっていませんからね
少なくとも三世代経ないことにはシステムとして
定着しているかどうかの判断は下せませんが
それでも国民国家ではない、ナショナリズムのない国家が存在しているのではないか
という大きな疑問符をつけてもいいのではないでしょうか

262 :無名草子さん:2006/12/29(金) 19:11:25
ナショナリズムに代わるものとして一定期間有効性を保った国際共産主義
ソ連型共産主義といってもいいかと思いますが――や
知識人や都市住民の大量殺戮を招いたポル=ポトの
クメール・ルージュ型の共産主義
あるいは古代から続く厳格な身分制度であるインドのカースト制と
比べてみてください
少なくともわれわれ日本人にとっては“まし”なのではないかと


263 :無名草子さん:2006/12/29(金) 19:11:58
世の中、ろくでもないものしかない
国家だって民族だってろくなもんじゃない
しかし、ろくでもないもののなかをうまく歩いていかねばならない


264 :無名草子さん:2006/12/29(金) 19:12:30
近代産業社会を国家なしで運営しようと考えるのは無謀だ。
人為的に国家を廃止しようとしても
ソ連やタリバンのアフガニスタンのように
国家を廃止するための過渡的国家が生まれてくる。
この性善説を建前とする国家は巨悪を生み出す。

265 :無名草子さん:2006/12/30(土) 21:27:09
「チェチェン問題に関して日本の政府は
ロシアの国内問題であるといっているが
これを変更して、人権問題として取り上げ
アメリカやイギリスとともに
ロシアを叩くことになったらどうなるのか
佐藤さんの率直な見解を教えてほしい」
と鈴木さんから聞かれました


266 :無名草子さん:2006/12/30(土) 21:27:42
また、より具体的に
「チェチェン問題が人権問題であるという認識は正しいのか」
「チェチェン問題でロシアを日本が叩けば
北方領土交渉にどのような影響があるのか」
という質問もありました

267 :無名草子さん:2006/12/30(土) 21:28:17
私は、こう答えました
「チェチェン問題はロシアにとっては死活的に重要な問題であり
エリツィンがプーチンを首相代行に据えたのも
チェチェン問題解決のためです
日本がこの問題をロシアの国内問題としていることは
ロシアが力を使ってチェチェンを抑え込むことを
認めることを意味します
ここで人権問題だといえば、欧米が人権を理由に介入するので
ロシアのチェチェン平定作戦に支障をきたします
ロシアが大反発をしてくるのは間違いありません

268 :無名草子さん:2006/12/30(土) 21:28:49
そもそも、西側の理屈というのは
ロシアが恣意的な人権弾圧を隠すために
ありもしない国際テロリズムを
口実にしているというものです
私はイスラエルからも情報を得ていますが
専門家の情報を総合してみると
国際テロリズムは存在します

269 :無名草子さん:2006/12/30(土) 21:29:21
ロシアではワッハーブ派と呼ばれている流れですが
要するに、中東でのアルカイダの影響が
チェチェンからタジキスタンに及んでいるのは事実で
その脅威は存在します

270 :無名草子さん:2006/12/30(土) 21:29:59
したがって
「テロの脅威は存在しない」
「ロシアのでっち上げだ」
というのは事実に反している
また、この問題はロシアという国家が立つか倒れるかという
死活的な問題をはらんでいるため
チェチェン問題にへたなさわり方をすると
ロシアが大変な反発をすることは必死です
もし日本がここで、人権干渉という方向に舵を切ったら
北方領土交渉は進まなくなる」
私はこう答えたのです

271 :無名草子さん:2006/12/30(土) 21:30:31
鈴木

私はすぐに東郷さんのところに電話をして
事の次第を話しました
外務省幹部の一部に政府の方針を無視する輩がいる
ということです

272 :無名草子さん:2006/12/30(土) 21:31:04
佐藤

そうだったのですか
鈴木さんと話したあと、それほど時間をおかずに
東郷さんからも連絡がありました
東郷さんは、「あなたはいったい、鈴木さんに何を振り付けたのだ」
と興奮していました


273 :無名草子さん:2006/12/30(土) 21:31:37
私は、「振り付けたというのは人聞きが悪いですね」
と、鈴木さんに伝えた話を東郷さんにしました
すると東郷さんは
「じつは、あなたには話していなかったのだが
省内で方針を変えようという話がある
河野大臣の意向もあるので、人権干渉という方向に
変えようとしているところだった
ところが、鈴木さんが大暴れして困っている
どうしたんだろう」
というのですね

274 :無名草子さん:2006/12/30(土) 21:32:08
私は、「前もってそういうことがあるといっていただければ
別の説明の仕方がありましたよ
ストレートに聞かれたので、ストレートに答えただけです
第一、人権干渉に切り替えたら
北方領土交渉は止まってしまいますよ」
といいました

275 :無名草子さん:2006/12/30(土) 21:32:40
鈴木

筋論としても情勢分析としても私のほうが正しいわけですよ
なぜなら、日本政府つまり、内閣総理大臣は政策変更をしていないのですから

276 :無名草子さん:2006/12/30(土) 21:33:13
佐藤

当時、外務省の幹部たちは政策変更の方向に動こうとしていましたが
私は情報分析のプロとして
「それは違う」
とほんとうのことをいっただけです
そして、いまでも私はこの分析と評価は間違っていない
と思っています

277 :無名草子さん:2006/12/30(土) 21:33:50
鈴木

結果として二年後のニ○○一年九月十一日に
アメリカで「9・11同時多発テロ」が起き
だれもが国際テロの脅威を認識することになりました
加えて、テロの温床になったのが
チェチェンであることにみんなが気づいた
そこでアメリカも、プーチン大統領に対して
「我々は勘違いしていた」
と謝罪したのです
さらにアメリカはもう一歩踏み込んで
「これからは国際テロに対してお互いに手を結んでいこう」
と提案しました

278 :無名草子さん:2006/12/30(土) 21:34:22
佐藤

「9・11同時多発テロ」以降も日本の外務省は
何かあるとかならず
「チェチェンに対して日本は
他のG7諸国とは違うスタンスだった
日本はこの問題に関して
ロシアの国内問題だといい続けていた」
などと、さんざんロシアに売り込んでいましたね

279 :無名草子さん:2006/12/30(土) 21:34:57
鈴木

外務省の豹変にはあきれてものがいえませんが
プーチン大統領の反応に外務省は喜んでいました
プーチンさんは
「G8のなかで、チェチェン問題に関するスタンスが
ぶれなかったのは日本だけだ」といっていますからね
さらに、「我々は日本の専門家の分析力を高く評価しているし
感謝している」と持ち上げてくれるのだから
外務官僚にとっては悪くありません

280 :無名草子さん:2006/12/30(土) 21:35:30
佐藤

プーチン大統領はそのとき
「日本人は優秀だ」ともいっていましたね
日本人の情報収集力や分析力が優れているから
何が起きても惑わされずに物事の本質が見えているのだと
たしかに、その後「9・11同時多発テロ」が起きたときも
私たち専門家に意外感はなかったですね

281 :無名草子さん:2006/12/30(土) 21:36:02
鈴木

たしかにその通りです
あれほどの規模かどうかは別にして
何かが起こるという懸念はつねに持っていましたからね
四月の段階で、近くアメリカかその同盟国で
大規模なテロが起こるのではないかという話を
佐藤さんから聞いたことをよく覚えています

282 :無名草子さん:2006/12/31(日) 00:56:01
フセイン処刑へのコメントは出たのかな?

283 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:40:11
チェチェン問題はというのは1999年まで
チェチェン独立派対モスクワの対立だった。
しかし98年頃から、アルカイダが相当チェチェンに入ってくる。
するとチェチェン独立派は
モスクワも嫌いだがアルカイダに席巻されたら
民族独立なんかできなくないということで
モスクワと手を組むようになる。
イスラム勢力側は隣のダゲスタンにイスラム原理主義国家を作り
いよいよ大運動に盛り上がりそうになって
モスクワは断固これを平定する状況になった。

284 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:40:43
当時プーチンはロシア首相で、ロシアの情報機関も軍も
「国際テロリズムが存在する。これは国境を越えたネットワークで
イスラムの帝国を作ろうとする本格的な武装原理主義運動だ」と主張する。
これに対してアメリカやイギリスは
「嘘だ。そんなものは存在しない。ロシアの人権弾圧や民族自決の抑圧の口実にすぎない」
といい、ロシアと西側が対立したんです。

285 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:42:13
手嶋  さて、日本はどうするか。

佐藤  

もっとハッキリいうと
当時外務大臣だった河野洋平さんがどうするかということですね。
河野さんはハト派・人権派だし
外務省でイスラム研究会を作ったように、イスラム諸国との関係を重視していた。
英米は、少しエリツィンが弱ってきたと思ったら
プーチンというのが出てきたが
これは秘密警察出身でタチの悪いヤツだ
ここらでロシアのやりすぎを牽制しておこうという考え。
そこで河野さんの意向も忖度し
外務省幹部がG8の外相会議ではG7で団結してロシアを絞めてやろうということになった。
外務大臣も外務省もその方向でいこう……。

286 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:43:19
手嶋  

という最終的な結論が外務省の中で出て、自民党の外交部会に持っていった。
そこで鈴木宗男さんと最初に激突し
「鈴木宗男さん+佐藤ラスプーチン」と、ロシアを絞めあげようじゃないか
という見解を固めた外務省の首脳陣との間で戦争に突入したわけです。
ここが問題なんです。当時の外務省の首脳陣は
ひとたびチェチェンをめぐる政策的見解を決めたのですから
鈴木さんと佐藤さんがどんなに圧力をかけようが
それを断固守るべきだったと僕は思います。
しかし、みっともないことに、二人の威圧の前に膝を屈してしまったのです。
ひとたびそれをやってしまえば、言うなりです。
僕はそれを厳しく批判しているんです。
ただ一人を除いて全員が、鈴木さんと佐藤さんの軍門に降ってしまった。

287 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:44:00
少し話を戻せば、あのときは青天の霹靂で、鈴木宗男さんから電話がかかってきました。
鈴木さんは「チェチェンはロシアの国内問題だという従来の方針を変更し
これは人権問題だとロシアに圧力を加えたらどうなるか。
第一に、その見方は国際情勢の分析として正しいか。
第二に北方領土問題にどんな影響を与えるか」と、二つの質問をした。

私は、一点目は「その分析は間違いです。ロシアのいう国際テロリズムは存在する。
ロシアがタメにしている話ではない。イスラエルから聞いている話とも符合しており
イスラムのハンバル法学派に属するワッハーブ過激派
サウジのオサマ・ビンラディンたちのネットワークが世界で何かをやらかそうとしており
間違いなくダゲスタンとチェチェンをその拠点に据えようとしている」と答えた。

二点目は「チェチェンはロシアにとって死活的に重要だから
チェチェンで人権弾圧だとロシアを絞めたたら、北方領土交渉は止まります」と答えた。

288 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:44:33
すると15分ほどして東郷和彦さんから電話がかかってきた。
「君は鈴木さんに何を話したんだ」
「これこれの二つです」
「実は、あんたの意見は聞かなかったが
うちの役所でこう決めちゃって、いま鈴木さんとモメてるんだ」
「そんなことを言われたって仕方がない。
私は分析専門家として、正確な見立てを説明しただけです」。
そのあと何を言ってきたかといえば
外務省の幹部たちから
「鈴木さんが横になっちゃった。
縦にできるのはおまえしかいないから、なんでもいいからやってくれ」
と言われたわけなんです。
もし、あのとき事前に外務省が一つの方針を決めたということを私が知っていたならば
恐らく私は自分の見立てをそのまま鈴木さんに伝えることはなかったと思います。

289 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:45:15
ストレートに伝えることはなかったと言っているが
結果、話を婉曲させずに、そのまま伝えることが国益に適った
外務省幹部の恨み、妬みを買い、敵を増やしてでも
意見を押し通すことが国益を増進させた
しかし、この周りとの軋轢を避けずに
プロとしての立場を貫くことが
後の国策捜査に繋がるというのであれば
一体、誰が周囲との衝突を恐れず、自己の保身を顧みず
国益を断固追求していく姿勢が取れるのだろうか
それが外務省の不作為体質と繋がってみえる

290 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:45:47
外務官僚は鈴木さんに対してであれ
小渕さんか野中(広務)さんに対してであれ
国益上必要ならば対立を恐れずに自らの意見を述べる「官僚道」を
わきまえていると思っていたからです。
ただ一つ重要なポイントは
手嶋さんが一人寝返らず頑張っていたといったのは誰かと聞かれましたが
これが谷内正太郎さんだった。
私は鈴木さんに「谷内のところに行って、俺の考えを伝えてこい」といわれて
そうした。すると谷内さんはこう言ったんです。
「私は鈴木さんには詫びない。鈴木さんの考え方は
外交論として一つの筋の通った考え方だ。
それを踏まえたうえで外務省の方針を決める。
それで鈴木宗男さんとぶつかるならば、仕方がない」と。

291 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:46:21
田原  それは立派だ。

佐藤  それを、私は鈴木さんに伝えた。鈴木さんはなんと言ったか。
    「谷内はしっかり者だ」と、こういう話です。

田原  彼は断じて土下座なんかしなかった。

佐藤  しないよ。しないしない。土下座する人がおかしいんですよ。

292 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:46:54
東京にいる外国人情報専門家たちは
「率直にいって、小泉前政権と同一国家の外交か、にわかには信じられない」
と感想を述べている。
筆者は「その秘訣(ひけつ)は安倍官邸が外務官僚の能力を十二分に引き出しているからです。
キーパーソンは谷内正太郎外務事務次官です」と答えている。

293 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:47:27
外部からは見えにくいが、日本外交を下支えするのは外務省課長クラスの官僚だ。
課長がしっかりした人物だと
首相や外相の政策を外交の「ゲームのルール」に従った言葉に転換し
国益を実現することが可能になる。

294 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:47:59
外務省の中国課長には中国語を専攻したキャリアの外交官
(いわゆるチャイナスクール)が就任することが不文律とされていた。
だが、専門家は視野が狭くなり
特にチャイナスクールの場合は中国当局者と「腐れ縁」があるので
いざけんかというときに毅然(きぜん)たる対応がとれない。

295 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:48:32
その辺の事情もあって、夏の人事で英語研修の秋葉剛男氏が中国課長に就任した。
チャイナスクールは猛反発したが、谷内次官が押し切ったという。
その結果、チャイナスクール内部にも危機感が走り
中国との「なれ合い外交」を続けているとスクール(派閥)が崩壊してしまうと考え
緊張感をもって日中首脳会談を準備した。

296 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:49:05
派閥を守ろうとするのは自己保身に過ぎないが
官僚を動かすには国益と自己保身の上手な連立方程式を立てることが不可欠だ。
谷内・秋葉ラインは見事にそれを実行した。
例えば、温家宝首相との晩餐(ばんさん)会で安倍首相が行うスピーチに対し
事前に中国側が変更を求める事態があった。
安倍氏は中国側の要請を拒み、スピーチを中止した。
従来のチャイナスクール主導外交では首相に頼み込み何とかスピーチを行う体裁を整えただろう。
秋葉課長だからこそ対応が変わった

297 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:49:38
その結果、日中関係が悪化したわけではない。
むしろ9日に「中国政府より在中国日本国大使館に対し
北朝鮮が間もなく核実験を行うであろう旨の事前の情報伝達が行われた」
(20日付内閣答弁書)という成果をもたらしている。
中国による理不尽な要求を安倍首相が拒絶したので
むしろ中国は日本に対して一目置き、情報協力を深化させたのだ。

298 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:50:10
「コリント(協力諜報)」という業界用語がある。
友好国間で相互に得意なインテリジェンスを交換するという手法だが
ここでは担当するインテリジェンス担当官の資質が決定的に重要だ。
谷内氏にはその資質がある。
そして安倍晋三首相、麻生外相が谷内氏の能力を国益のために最大限に搾り取っているのだ。


299 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:50:42
外務省はよくやっている
しかし、一生懸命やっているは評価の対象にならない。

300 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:51:16
負け続きの日本外交であるが、今回は快挙で、韓国に勝利した。
竹島周辺で日本が計画していた海洋調査で日韓関係が緊張していた二十一、二十二日。
谷内正太郎外務事務次官が訪韓し、柳明桓韓国外交通商第一次官と交渉して
(1)韓国が六月の国際会議で竹島周辺の海底地形の韓国名表記提案を行わない
(2)日本は今回予定していた海洋調査を中止する
(3)両国は日韓の排他的経済水域(EEZ)境界画定協議を五月中にも再開する、の三点で合意した。

301 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:51:48
今回マスコミは当面の衝突が回避されたことは評価するが
「当面の危機が回避されたとはいえ、再燃の恐れは消えていない」(二十三日付朝日新聞)
「韓国側が今回の合意について
日本が韓国の主張に譲歩したためだと国内外に強弁する可能性もある。
円満な解決のために妥協を重ねれば、将来に禍根を残す構図に変わりはない」(同日付産経新聞)
と今後の事態の進捗(しんちょく)を懸念している。

302 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:52:21
産経、朝日の懸念はもっともなことで
近未来にこの問題は必ず再燃する。
それを折り込んだ上で、谷内次官は外交のプロとして
実に重要な「爆弾」を埋め込んだ。
この点は、専門家以外にはなかなか読みにくいのである。

303 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:52:55
そもそも領土・国境係争に関して「問題の存在」を認めるということは
相手国に譲歩する第一歩なのである。
北方領土問題についても、冷戦時代のソ連は問題の存在自体を認めなかった。
ただし、一九五六年の日ソ共同宣言第九項に
平和条約締結後の歯舞群島、色丹島の引き渡しが明記されていたので
領土問題が存在しないというソ連の主張にはどこから見ても無理があった。

304 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:53:28
韓国は竹島(韓国名では独島)問題について冷戦時代のソ連と同様に
「独島問題は存在しない」というかたくなな態度をとっている。
しかも、六五年の日韓基本条約の本文に竹島問題を示唆する文言は一言も存在しない。
わずかにこのとき椎名悦三郎外相と李東元外交部長官の往復書簡で
竹島問題へのかすかな手掛かりが残されているに過ぎない。

305 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:56:08
この往復書簡では、「両国政府は、別段の合意がある場合を除くほか
両国間の紛争は、まず、外交上の経路を通じて解決するものとし
これにより解決することができなかつた場合は
両国政府が合意する手続に従い、調停によつて解決を図るものとする」
と記されているが、竹島や領土問題という文言はない。
ただし、当時の交渉経緯から「両国間の紛争」に竹島問題が含まれることは明白なので
日本としては「竹島はわが国固有の領土である」
という国家の原理原則を厳然と主張すればよい。


306 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:57:01
今回の交渉で谷内次官が
「両国は日韓のEEZ境界画定協議を五月中にも再開する」
と合意してきたことが重要だ。
領土画定すなわち国境線を明確にしないままEEZを画定することはできない。
これまでの韓国政権ならば、玉虫色の妥協も可能であったろうが
反日ナショナリズムを権力基盤の道具とする盧武鉉政権は
玉虫色解決を拒否するであろう。
この韓国の強硬姿勢を逆手に取るのだ。

307 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:57:33
協議の場で、韓国政府としては「独島」が韓国領であると主張し
日本政府としては竹島が日本領であると主張し
双方の主張は完全に対立しているという事実を外交文書に残すのである。
日本側は「韓国としては、日本に強硬な姿勢を示したという記録が残るから
この方が世論対策としてもいいだろう」と言って引っかけるのだ。

308 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:58:10
竹島問題を領土問題であると韓国側に認知させれば
今後の交渉技法次第で時間はかかるが
竹島を日本に取り戻すことが可能になる。
今回、日本外交はその入り口を開くことに成功しかけている。
谷内戦略をうまく発展させることだ。

309 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:58:55
「勝った者は決して白い歯を見せてはいけない。
なぜならば、相手側が譲りすぎたことに気づき、交渉に禍根を残すからだ」
ビスマルクの言葉だとも言われています。
谷内次官がやったことは、まさにこれ。
一日目は厳しい交渉だったと一貫して言い続け
二日目もよい表情を一切見せずに終わった。
交渉直後に出た週刊誌は『週刊新潮』も『週刊文春』も
「譲りに譲り続けた国賊だ」という批判を載せて
ナショナリズムという名の劣情を煽っていました。
しかし、谷内次官は、一貫して「昼行灯」を決め込み、さして言い訳もしない。
並の神経なら、つい「実は勝ったんだ」
と言いたくなるところでしょう。
尋常ならざる交渉者なのです。

310 :無名草子さん:2007/01/02(火) 18:59:27
日本外交の慣例では、外務事務次官は東京の司令塔でデンと構え
外交交渉のために外国に赴くことはない。
今回、そのおきてを破って、谷内氏はソウルに赴いた。
谷内氏は今回の交渉が決裂したら外務省を去る腹を固めていたと筆者は見ている。
「外交は人」であるが
今回は谷内正太郎というサムライの胆力が韓国のタフネゴシエーターを押し切った。
谷内氏は独自の外交哲学と「官僚道」をもつユニークな外交官だ。

311 :無名草子さん:2007/01/02(火) 19:00:10
谷内さんは外務本省の訓令に反し
アメリカとある経済交渉をまとめたことがあり
激怒した当時の外務省幹部が
「こんな横紙破りは叩き潰せ!」
と谷内さんを依願退職に追い込もうとしたのを、瀬島さんが
「谷内は国益のために必要だ」
と言ってたしなめた件がある
この一件が示すように
谷内さんは自らが国益と信じる道を
自己保身を排して進む外交官です

312 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:25:02
鈴木

一九九五年に私が北方領土に渡ったときは自社さ連立政権でした
これは余談ですが
私は一九九四年六月の首班指名のときに
党議拘束のかかった
「社会党委員長・村山富市首班指名」に歯向かって
旧連立政権が推す「海部俊樹」と書きました
その結果、当時のポストだった議運理事
国対副委員長、国防部会長を、すべて辞任することになった

313 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:25:47
首班指名の前は、伊吹文明さんと
「村山より海部のほうがましじゃないのか」
「俺もそう思う」なんて話をしていましたが、私は本気でした
背景には、北海道は社会党アレルギーが強かったということがあります
自衛隊反対、日の丸・君が代反対の社会党でしたからね
村山さんは、総理になってから初めて
日の丸、君が代、自衛隊を認めたのです

314 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:26:20
私は一回目の投票で「海部俊樹」と書きましたが
一回目の結果で海部さんの可能性はなくなりました
伊吹さんは、二回目の投票では「村山富市」に切り替えたので
二回とも「海部俊樹」と書いたのは
自民党の衆議院議員のなかで私だけでした
政治家としての筋というか
私なりの信念を貫いたつもりでした

315 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:26:52
有能だが、酒癖が悪く、力を持っているときはヘイコラしてくるが
地獄に落ちたと見るや、スタンスを変える人柄の丹波大使

316 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:27:24
1983年9月1日、大韓航空機が撃墜された時
当時のソ連課長丹波實さんがサハリンに乗り込んで
現場で折衝した姿を想い出す時
今のロシアンスクールにそうした人がいないことは、何か寂しい限りである。

317 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:28:05
丹波實ロシア大使―東郷和彦欧亜局長―佐藤優主任分析官というラインは最強だった

318 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:28:43
佐藤

その直後、丹波さんが手紙を持ってくるのですね

鈴木

確か、当時、丹波さんは条約局長だったと思います
手紙には「先生、感激しました。
いまこそ先生のような政治家が日本には必要なんです。
がんばってください」と書かれていて
えらく感激したものです

319 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:29:27
佐藤

鈴木さんが逮捕された後、丹波さんの態度はどうでした。

鈴木

ぜんぜん連絡がありませんねえ

320 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:30:34
首班指名で「海部俊樹」と書いたその日
家に帰る途中で派閥の会長である小渕さんに電話をしたんです
とにかくその日あったことを話すと
小渕さんは絶句してしまうのです
「・・・・鈴木君、本当か・・・・そりゃ、たいへんなことだぞ。
除名もあるかもしれんぞ。困ったなぁ」
こんな調子だったので、正直いってガックリきました
「鈴木君、心配するな。俺がなんとかする」
といってくれるのではないかと
期待していたところもあったので
見事にアテがはずれました
「困ったなぁ」とぼやく小渕さんの声を聞きながら
(困っているのは俺なんだけどな)
と心の中で愚痴っていましたよ
小渕さんという人は、正直というか人がいいというか
「起きたことはしかたないから、俺も最善を尽くすからな」
なんてはったりはかませない人なんですね

321 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:31:44
佐藤

節目、節目で人生の厳しさを教えてくれるのですから
やはり、すばらしい派閥の領袖なのだと思いますよ
「人生は厳しいものなんだ」
「いざとなったら自分しか頼るものはいないんだ」
ということは、なかなか教えてくれる人がいませんから

322 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:32:35
鈴木

ところが、その三ヶ月後に私は沖縄北方特別委員長を命じられたわけです
当時の平成研(小渕派)は結束が強かったわけです
その巡り合わせで、国会議員としてはじめて北方四島にも行くことができた
人生というのは、本当に面白いものです

323 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:33:18
今回の国策捜査の中で痛感したのは
戦後の日本社会が正しい意味でのエリート作りを怠ってきたことです


324 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:33:51
日本ではエリートというと
何か嫌な響きがありますが
ヨーロッパ、ロシアではごく普通の、価値中立的な言葉です


325 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:34:39
ここでは、「エリート社会」を長々と述べることは差し控えますが
国家を含むあらゆる共同体はエリートなしには成り立ち得ない
ということを大前提にして議論を進めます

326 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:35:12
そうなると、どのようなエリートが形成され(特に政治エリート)
国家を導いていくかということが問題になります

327 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:37:05
現下、日本のエリートは、自らがエリートである
つまり国家、社会に対して特別の責任を負っている
という自覚を欠いて
その権力を行使しているところに危険があります


328 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:37:44
外務省の研修指導で最も苦労したのは
「研修は自分のためにやっているのではなく
日本国家のために勉強しているのだ
ロシア語ができず、外交官として語学や任国事情に弱いが故に
他人に迷惑をかけるようでは国益を毀損することになる」
ということを新入省員にいかに納得させるかということでした


329 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:38:16
外交の世界で無能は犯罪
国益を毀損する

330 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:39:02
国益に関連する事柄をアカデミズムの成果を踏まえて
理解できるような基礎力を有しているというのは
官僚として必要条件なのですが
これに欠ける官僚が多いというのが
霞ヶ関の実態でしょう

331 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:39:35
理由は簡単です
ある時点から勉強しなくなってしまうからです
実力に不安があるから
「キャリア」であるとか「○○省員」であるとかいうブランドで
エリートたる地位を維持しようとするのでしょう


332 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:40:11
この点、外交の世界は実力社会です
どの大学を出ていようが
(あるいは公式の高等教育を受けていなくても)
地位が何であろうと
任国についてよく知っていて
人脈をもっている者が「勝ち」なのです

333 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:40:51
外国の政治・経済・学術エリートは
そもそも外交官と付き合う義務はないのですから
「会ってメリットがある」「会って面白い」
という基準でカウンターパートを選びます

334 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:41:28
日本の外交官が人脈作りが苦手である
というのは若干誇張された表現ですが
モスクワのG7諸国大使館で
ロシアの政治エリートに深く食い込んでいる外交官は一○人もいません
常にそうです

335 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:44:06
そのような外交官は、十人十色ですが
いずれも話していて面白く
「また会いたい」という気持ちになります
そして、こういった外交官たちはエリートとしての自覚も強いのです

336 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:44:49
特に諜報の世界のエリートたちと接していて感じたことですが
この連中は外交官以上にエリート意識が強く
それと同時に金銭、役職に対する執着がほとんどありません
また、学者として十分に通用する水準の知識と洞察力があります
未知の分野を担当させられても一年ぐらいで
そこそこの大学教授くらいの水準になります

337 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:45:21
このような人々と付き合うことは
勉強になりましたし
またそこは私にとってたいへん居心地のよい世界でした

338 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:45:55
諜報エリートは、非常に醒めた形ですが
強い愛国心を持っています

339 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:46:40
この世界は実に奇妙な世界で
極端に頭の悪い人間も極端に秀でた人間もいません
また、皆愛国心をもっていますが
「世直し型」の理想主義者はいません
多少おかしなことでも
いったん納得すれば
良心などという言葉を忘れ、目的達成に全力をあげます


340 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:47:14
諜報の世界では
正義感の強すぎる人間
潔癖症の人間が
「ただでさえ複雑な状況を一層複雑にする」
といって最も敬遠されます

341 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:48:02
それから、この連中は独特な自己顕示欲をもっています
一般の外交官は(この点は政治家と似ていますが)
自己の業績が世間により評価されることが好きです
(遠慮がちな態度を表面上示すか
露骨に名誉を追求するかという差がありますが
自己顕示欲のない外交官というのを私は見たことがありません)


342 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:48:38
諜報エリートには一般的な意味での自己顕示欲はありません
しかし、非常に狭い範囲の政策決定者(首脳、諜報機関のトップ)には
自己の活動を正しく評価して欲しい
という気持ちが非常に強いのです
秘められた「自己顕示欲」なのでしょう

343 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:49:20
しかし、不必要な人間に自己の活動を知られるのは
(特に生命に関わることになるので)
生理的拒絶反応を示します

344 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:50:08
このような環境にしばらくいると
乱暴なようで優しい
猜疑心が強いようでお人好し
社交的だが人間嫌い
知性の水準は高いのだが野蛮な面をもつ
一種独特のキャラクターが生まれてくるのです
そして、この世界の人間の間では
何とも言えない信頼関係が生まれるのです

345 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:50:41
諜報エリートに事故はつきもので
(だいたいの場合、工作中に摘発される)
一度このような事故に巻き込まれると
無事生き残っても
再び諜報の世界の第一線で働くことはできません

346 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:51:21
このような人たちは多才ですので
あえて組織に残ることに固執する者はまずいません
自分の力で、学者、芸術家、作家になる例が多いです
稀にビジネスマンになる人もいます

347 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:52:09
そして、その人たちは自己の第二の人生では
過去についてはほとんど語らないので
その人がかつて諜報の世界でどれだけの仕事をした人物なのか
ということを周囲の人々は全く知らずに
時が流れていくのです

348 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:52:46
恐ろしい状況、危険な仕事を
肌身で知っているので
このような人たちは、平和な環境での自由な時間を
本当に大切に使っています

349 :無名草子さん:2007/01/03(水) 20:53:39
私が付き合ったこの世界のトップエリートは異口同音に
「最後に信用できるのは自分自身と親友だ」
と述べていましたが
この言葉の意味も
私自身が国策捜査の対象となって初めてわかりました

350 :無名草子さん:2007/01/04(木) 19:44:54
なぜ食事が信頼関係を構築するために重要なのだろうか。

351 :無名草子さん:2007/01/04(木) 19:45:26
それは動物を見てみればよくわかる。
動物は警戒する相手とともに餌を食べない。

352 :無名草子さん:2007/01/04(木) 19:45:58
その逆で、食事を共にすることで心理的に警戒感が取り去られるのである。


353 :無名草子さん:2007/01/04(木) 19:46:30
私の考えよりも、まず事実関係から並べていったほうがおもしろいと思います

354 :無名草子さん:2007/01/04(木) 19:47:17
私が逮捕されたのが2002年の5月14日
その前日に同じく逮捕・起訴された前島陽さん
(当時外務省ロシア支援室課長補佐)
から電話がかかってくるんです
「週刊現代」に、東京地方検察庁が内部の慎重論を押し切り
私と前島さんをテルアビブ国際学会がらみの背任で逮捕するという
趣旨の記事が出ているというのです

355 :無名草子さん:2007/01/04(木) 19:47:49
前島さんはそれまでの1ケ月の間に数回
東京地検特捜部に呼ばれていたのですが
電話の前日に取り調べに呼ばれた際には
花崎という検事が出てきて
今までとは様子が違うというのです


356 :無名草子さん:2007/01/04(木) 19:48:23
その検事は、何枚かの領収書を見せながら
「実際にやっていないレセプションのお金が
この中に入っているのは、どういうことなんだ」
と前島さんに聞いたそうです

357 :無名草子さん:2007/01/04(木) 19:49:14
前島さんから「僕は逮捕されるのでしょうか」と聞かれたので
私は「そういうものを提示するのは最終段階だから
逮捕されると思ったほうがいい。
僕も一緒にやられるけど
これは入り口で向こうの狙いは
鈴木宗男さんなり、東郷和彦さんだから
とにかく弁護士と相談しなさい」
とアドバイスしました。

358 :無名草子さん:2007/01/04(木) 19:50:08
国際会議の経費については
次官がサインをした決裁書が確かにあるんです
ところが、その決裁書が外務省からなくなっている
そして、最初、公判に出てきた決裁書のコピーは
なぜか東郷さんまでの中途のものでした

359 :無名草子さん:2007/01/04(木) 19:51:25
決裁書にはそれぞれの担当者がチェックする
四角い欄が並んでいるが
取調べの際に佐藤さんに提示されたのは?

次官までのもの
僕は次官の決裁をとっているぞ
ということをはっきりと言ったんで
その文書を検察官は提示してきたんです
公判と取調べで、2種類の証拠物件が出てきたんです
さらに、ほかの人の取調べでは
次官と外務審議官のところがZ印の線で消されていて
中間までの決済しかとられていないものだった

360 :無名草子さん:2007/01/04(木) 19:52:04
弁護団が「同じ取調べに
2種類の書類が使われているのはおかしい。
原本を出せ」と公判で要求したら
外務省から裁判所への回答は
「原本がありません」
というものだった

361 :無名草子さん:2007/01/04(木) 19:52:41
なぜ出さないんでしょう。

わかりません。
私は事実だけ述べているんです。
私は外務省に20年いますけど
次官の決裁というのは重いんです。
次官の決裁した文書はきちんとファイルされているんですが
最近、文書管理が悪くなったということなんでしょうか。
そうとしか理解できないんです。

362 :無名草子さん:2007/01/04(木) 19:53:12
キャリアとノンキャリアの研修期間に
一年の差を設けているロシア語は異例で
このキャリアを優遇した措置は
職員の士気に影響を与えると私は考えていた

363 :無名草子さん:2007/01/04(木) 19:54:17
この問題について
モスクワに勤務していたときに
ドイツ語専門のキャリアではあるが
ロシア社会に入り込んでいく腹があり
ソ連末期に異例のことだが
大使館の政務班長になった谷崎泰明参事官(現領事局長)に
率直に話したことがある

364 :無名草子さん:2007/01/04(木) 19:55:14
谷崎氏の答えはこうだった
「佐藤、俺もロシアスクールのやり方はおかしいと思うよ。
こういうやり方をしないと、多分
キャリアの連中は自分の優位性を保てないと思っているんだ。
専門職が怖いんだよ。
特に二回目以後のモスクワ勤務のときは
ロシア語をしばらく使っていないので
専門家の助けなくして仕事ができない。
それでも優位性を保つためには
はじめから身分が違うという制度にしておかないとまずい
と思っているんだろう。
そういう思惑が透けて見える。
それから、ロシア語の場合、需要がそこそこあるから
専門職に地域研究をやらせても
大学の先生に転出されるんじゃかなわないと思っているんで
研修延長には消極的なんだ。
できるだけ、転職に有利な状況を作り出さないようにするということだ」

365 :無名草子さん:2007/01/04(木) 19:55:53
「谷崎さん、要するに専門家は『飼い殺し』にするということですね」

「そういうことだ。君の場合、能力があるから
組織の中でも組織の外に出ても、納得できる形で道を拓くことができるだろう」

「能力はないですけど、生き残り方は自分で考えます」

この谷崎氏が大臣官房総務課長をつとめているときに私は逮捕された
私は外交資料館課長補佐に異動になったが、職制上は総務課長の下になる


366 :無名草子さん:2007/01/04(木) 19:56:28
逮捕前、谷崎氏に私は
「鈴木宗男疑惑の嵐は止みそうにありません。
組織のことや後輩にかける迷惑を考えるならば
そろそろ辞表を出す時期に来ていると思うんですけれど・・・・」
と率直に相談した

367 :無名草子さん:2007/01/04(木) 19:57:00
谷崎氏は
「いや、今辞めると疑惑のすべてが君に被せられてしまう。
嵐が過ぎるのを待つんだ。
その上で佐藤の人生にとっていちばんよい選択をすればいいよ」
と答えた

368 :無名草子さん:2007/01/04(木) 19:57:38
獄中で取り調べを受けているとき
東京地方検察庁特別捜査部の西村尚芳検事から
「外務省の総務課長が君の逮捕前に、うち(東京地検)に
『背任ではなく横領で捕まえてもらえないか。
背任だと事務次官のサインした決裁書があるので困る』
というアプローチがあったぜ。
あんたたちが横領しているということにして
外務省は被害者で、すべてを佐藤に被せてやろうというわけだ」
という話を聞かされた。

369 :無名草子さん:2007/01/04(木) 19:58:10
そのとき私には、谷崎氏の顔が浮かび
「人生の巡り合わせは実に不思議だ」と思い
何か滑稽な感じがした


370 :無名草子さん:2007/01/04(木) 19:58:42
公判では外務省関係者の証言もぶれるのです
供述の段階で外務省の人は
「こんなことは違法だと思っていた。
しかし、鈴木宗男さんが怖かった。
佐藤の後ろには鈴木宗男さんがいる。
違法だと思っていたが、決裁書にサインしないと
どんな怖い目に遭うかわからないからサインした」
と言っています
いわば緊急避難的なものだから
自分たちについては刑事責任の追及から免れると
こういう供述をしているんです

371 :無名草子さん:2007/01/04(木) 19:59:13
ただ、これだと、後々、問題が発生します

372 :無名草子さん:2007/01/04(木) 19:59:45
仮に私や鈴木さんが怖いというのが事実だとしましょう
しかし、世の中には、もっと怖い人がいる
北朝鮮やロシアなどです

373 :無名草子さん:2007/01/04(木) 20:00:18
外交交渉の席で
北朝鮮が怖いからといって
日本に不利な文書にサインするような人はどうなりますか。

374 :無名草子さん:2007/01/04(木) 20:00:49
鈴木宗男さんが怖いからサインしたというわけですから
そういう人に外交を任せていいのか
という問題が出てくるんです

375 :無名草子さん:2007/01/04(木) 20:01:20
ですから公判段階で外務省は対応を変えた
「国際学会に代表団を派遣する経費を
支援委員会から支出することについては
協定違反だと思っていたが
違法とは思っていなかった」という論理です


376 :無名草子さん:2007/01/04(木) 20:01:52
これには検察も困ったはずです
なぜなら、私を有罪に問うことができなくなるからです

377 :無名草子さん:2007/01/04(木) 20:02:33
ですから、検察は、供述のほうが信用性があるとしたのです
最終的な認定としては
「違法だとみんな思っていた。が、鈴木宗男さんが怖いからと
違法なものにサインした。
鈴木さんがいなくなったら、こういうことはなくなるから
今回だけは勘弁してください」と
こういう構成に落ち着いたのです

378 :無名草子さん:2007/01/04(木) 20:03:05
佐藤さんも法廷で「鈴木宗男さんが怖かった」と言ったら
どうなっていたんですか。

379 :無名草子さん:2007/01/04(木) 20:03:36
情状酌量の余地は出てきた。ただし私は、
鈴木さんは怖くなかった。
嘘はつけないんです。
しかし、問題は、鈴木宗男さんが怖いとか、怖くないとか
そういうことじゃない。
鈴木さんは怖くてもいいんです。
鈴木さんを怖いという人たちが
もっと怖い人が出てきたときに
外交文書にサインするんじゃないか。
むしろそっちに問題があると思います。

380 :無名草子さん:2007/01/04(木) 20:04:08
金正日が怖いから日朝共同宣言を結びました
という理屈が通っちゃうわけですね。

381 :無名草子さん:2007/01/04(木) 20:04:41
通るわけです。
少なくとも鈴木さんよりも
金正日やプーチンのほうが怖いと思うんです。

382 :無名草子さん:2007/01/04(木) 20:05:13
それは怖いでしょう。鈴木さんは核をつくっていないから。

383 :無名草子さん:2007/01/04(木) 20:05:45
それにしても、外務官僚は鈴木宗男さんの何が怖かったんですか。

384 :無名草子さん:2007/01/04(木) 20:06:17
一言で言うと
本当のことを言われるのが怖いんでしょう。
すり寄ったり、いろいろとみっともないことをしていますから。


385 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:07:46
鍋料理は同じ「餌箱」から食べるという意味でとくに効果的だ。

386 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:08:20
さらに、欧米、ロシア、あるいは中東などでは
バーベキューやシャシリック(串焼き料理)など
野外で肉や野菜を焼く食事は
信頼関係を構築する上で大きな意味をもつ。

387 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:08:54
地上の人間が食事を共にするだけでなく
煙となった形で天上の神様もこの食事会に参加することになるからだ。

388 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:09:27
ユダヤ教、キリスト教、イスラーム教の一神教世界の人々に
無意識のうちに刷り込まれた神感覚を
ヒュミントのプロは野外料理で上手に活用する。


389 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:09:59
西田恒夫審議官は大使にご栄転、ホモ殺人とゆかりのある大使館へ

390 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:10:33
おそらく、赤ちゃんプレイの松田邦紀ロシア課長も
在外公館に異動になり
西田恒夫外務審議官、松田邦紀外務省欧州局ロシア課長という
外務省のもっとも腐敗した部分が
外務本省からとりあえず除去される、その結果
天才佐藤優が今、最も懸念、危惧、不信感を抱いているかもしれない日本人
袴田茂樹青山学院大学教授
一九九○年代は、日本とロシアの関係を考えると激動の時代でした
そこでお聞きしたいのですが、本質的な意味で
本格的に日ロ関係が動きはじめたのは
いつごろからだと鈴木さんはお考えでしょうか

391 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:11:05
鈴木

橋本龍太郎内閣が誕生してからですね
すでに触れましたが、「橋本三原則」の持つ意味が大きかった
これでエリツィン大統領を筆頭にロシア政治エリートのなかで
「橋本は頭のいい奴だ」という評価が定着しました
エリツィンの琴線に触れたといってもいいでしょう

392 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:11:39
佐藤

青山学院大学の袴田茂樹教授は、「橋本三原則」のひとつである
「長期的視点」について
「ロシアに対して『問題解決に時間がかかってもいい』
という誤ったシグナルを送ることになった」と批判していますが
まったくピントのずれた解釈ですね

393 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:12:11
「『長期的視点』で日ロ関係を進めるためには
領土問題をできるだけ早く解決しなければならない」
というのが正しい理解なのです

394 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:12:43
おそらく袴田教授はこのことがわかっているのに
あえて曲解したいい方をしているのでしょう
なぜなら、「北方領土ビジネス」に傷がつくからです


395 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:13:15
「北方領土ビジネス」というのは
北方領土問題に関わることで利益を得ようとする行為です
したがって、領土問題が解決せずに
長引けば、長引くほど金や利権になるのだから
できるだけ足を引っ張るような論陣を張ろうとするわけです


396 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:13:47
鈴木

たしかに、一部のロシア外交専門の学者、評論家にとっては
問題がこじれたほうが仕事が増えますからね

397 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:14:20
北方領土問題が解決した瞬間に
飯のタネがなくなるのだから必死なのはわかりますが
本当の意味で国益と対立するのは
こうした北方領土問題を飯のタネにしている学者や評論家ではないのでしょうか

398 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:14:53
彼らは、原理原則を言い続けていればお金になりますが
本気で北方領土を取り返そうとは考えていない

399 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:15:24
あえて厳しいことをいいますが
絵空事の空論を並べることで生活しているような輩に
外交を語る資格はありません

400 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:15:56
佐藤

命がけで原理原則を貫く覚悟があるのか
と聞いてみたいですね


401 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:16:29
「北方領土ビジネス」

「空想的北方領土四島返還論者」っていう連中がいて
現実主義から空想主義への転換ということが
この五年間行われている。

402 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:17:01
佐藤

ここで一部からの反発をあえて覚悟して
これまで誰も踏み込まなかった問題に言及したいと思います
じつは、「北方領土ビジネス」なるものが存在します
そんなビジネスをやっている連中にとっては
ビジネスがいつまでも続くことが
個別利益に適います
例えば
北方領土問題対策協会(北対協)には
いくらくらい金が出ているのでしょうか


403 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:17:32
鈴木

北対協のホームページによれば
ニ○○六(平成一八)年度予算は
一○億一七○○万円ということです

404 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:18:04
ほかにも、外務省系として北方領土復帰期成同盟(北方同盟)がありますが
ここはニ○○○(平成一二)年一○月に二一○○万円の
使途不明金問題が発覚しています

405 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:18:36
また北方領土対策本部という部署もありますが
どこも億単位の予算がついている

406 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:19:07
佐藤

そうした団体には北海道庁から役人が天下り
研究会と称したことをやっていますが
どこまで役に立っているかわかりません

407 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:19:39
鈴木

北方領土ビジネスというのは
領土問題が解決しないほうが都合がいいのです
自分たちの立場が守られますからね

408 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:20:11
返還運動に関わっている
北方領土返還要求運動連絡協議会(北連協)の
事務局長である児玉泰子さんや
すでに何度も名前のあがっている
青山学院大学の袴田茂樹教授も同じです
はっきりいいますが
彼らは国民の税金を食い物にしているのです

409 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:22:33
佐藤

児玉さんや袴田さんの運動によって
北方領土交渉が前進したことがあるのでしょうか


410 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:23:09
佐藤

児玉さんや袴田さんの運動によって
北方領土交渉が前進したことがあるのでしょうか


411 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:23:41
鈴木

何ひとつありません
彼らにとって、自分たちの仕事が続くためには
北方領土問題が解決してもらっては困るのです

412 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:24:13
したがって
ことあるごとに問題を起こして
交渉の妨害を企てる
トラブルメーカーのようなものですね


413 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:24:45
佐藤

私は、国民の前に袴田さんたちの素顔を晒すことで
国民的な議論をすべきだと思っています
そうしなければ日本の対ロ外交はズタズタになってしまう

414 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:25:16
彼らが自腹を切ってやっているのならいいです

415 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:25:48
しかし、国民の税金を使って
国益を損なうようなことをしているのですから
これはよくない

416 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:26:20
しかも、路線を誤っている
この人たちの言説や行動を検証しなくてはなりません
そして批判すべきところは徹底的に批判されてしかるべきです


417 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:28:49
鈴木

児玉さんの口癖は
「人道支援はけしからん」なのですが
人道支援があると真っ先に駆けつけます

418 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:29:22
発言と行動がまったく一致していません


419 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:29:53
また、ピースポートに乗って
北方四島に渡ったりしていますが
それは北方四島がロシアの管轄であることを認めることになるので
日本人としてやってはならないことです

420 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:30:25
しかし、それでもお咎めがないのは
彼女が内閣府の覚えめでたいからです
経験者として慣れているということで
「北方領土の日」などの行事には
事務方の責任者としてかならず一枚加わっています

421 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:30:57
しかも、元島民であることを売り物にしている
まったくタチが悪いですね

422 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:31:29
佐藤

袴田教授と児玉さんは
いまの北方領土ビジネスの問題点を考えたときの
象徴的な人物だと思います
この人たちが与えている害はとても大きい


423 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:32:02
それは、「右バネ」(右翼)という表象を使うからです
「そんな軟弱なことをいって大丈夫ですか。
安保研の批判を受けますよ」
というのが袴田さんの口癖です
要するに「右翼が来ますよ」ということなんですね

424 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:32:34
袴田さんたちは何か勘違いしているようで困りますが
私に「右バネ」という脅しはきかない
そもそも右翼陣営には国のことを真面目に考えている人が多い
問題を現実的に解決しなければならない
という私たち外交実務家の話も
きちんと受け止めてくれる人々がほとんどなんです
右翼カードを使いながら北方領土ビジネスをするような輩たちは
本当に整理したほうがいい

425 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:37:09
そのためには
国民の前にこうした連中の行状を明らかにすることが必要です

426 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:37:41
どんな金で食っているのか
政府との関係はどうなっているのか
いままでの発言がどう変わってきたのか
すべてを白日の下に晒すべきです

427 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:38:13
袴田教授などは
「『鈴木宗男』後の日露関係をいかに再構築するか」などという論文を
鈴木さんが勾留されているときに書いたりする人間です
鈴木さんが拘置所から出てくると黙ってしまうのです
人柄が表われていますね

428 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:38:46
現役時代にあえて黙っていたが
今回、意を決して私と鈴木宗男氏が
初めて真実について述べたのは
北方領土問題を自らの「メシの種」とする
「北方領土ビジネス」に従事する者たちの実態があるからだ
その代表的人物が袴田茂樹青山学院大学教授である

429 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:39:18
鈴木氏が指摘するように
こうした人々にとって
北方領土問題が解決することは
「失業」につながるので
「日本政府は毅然たる態度をとれ」
「国家百年の計で取り組め」
などといって、「右バネ」をきかせた
勇ましいスローガンを掲げ
日本外交の選択の幅を狭めようとする
私も現役時代に
この勢力を懐柔する必要があると考え
カネ、情報を含むさまざまな便宜を与えたことを
いまでは深く反省している

430 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:39:51
八月一六日の漁船銃撃・拿捕事件を契機に
袴田氏は論壇で精力的に活動し始めた
ニ○○六年八月ニ六日付の産経新聞に
袴田氏が寄稿しているが
このテキストから
典型的な領土ビジネスマンの本領を読み取ることができる

431 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:40:24
産経の寄稿では、名指しこそ避けているが
ここでいう「2島先行論者」とは
過去の経緯、それから
私の耳に入ってくる袴田氏の裏の言動から
鈴木宗男氏、東郷和彦氏、私を指していると思われる
少なくとも私はそう受け止めている
であるなら、私も袴田氏の言説にある
排外主義を煽る「北方領土ビジネス」について
国民の関心を広く惹起する責任がある
そして、どちらが真に北方領土返還を願うアプローチであるかを
国民に判断してもらいたいのである

432 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:40:55
少なくとも過去一年半
北方領土を巡る袴田教授の論壇への露出はほとんどなかった
北方領土に対する小泉氏の姿勢に批判があるならば
なぜ袴田教授は現実の外交に影響を与えるタイミングで
発信しなかったのだろうか
理解に苦しむ

433 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:41:27
ちなみに、一年半前
ニ○○五年三月に私は
『国家の罠−外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)を上梓し
そのなかで袴田教授の検察庁への協力ぶりについて
袴田氏の署名、捺印がある検察官面前調書からの引用を中心に
実証的に明らかにした経緯がある
その後、袴田氏は陰でコソコソとメモをまいたりしていると
承知するが(写しは私の手許にある)
文句があるならば、正々堂々と私にいってくればよい
私にはいつでも公開の場で対決する用意がある

434 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:41:59
産経新聞『正論』で、袴田茂樹青山学院大学教授が
入り口論・出口論は否定と書いてあった。
私も興味深く読んでいたら
あるロシア人から
「全く論理がわからない。条件をつけて交渉するのが入り口論で
信頼を重ねて交渉する出口論と二つしかない。論理破綻ではないか」
と言われた。
わかりやすい話であると思った。

435 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:42:31
9月9日モスクワ郊外で行われた「ヴァルダイ会議」だが
日本からは袴田茂樹青山学院大学教授が出席した。
ロシア大統領公式HPによれば袴田教授は「日本政府顧問」の肩書で出席した。

436 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:43:03
プーチン大統領は1956年日ソ共同宣言で約束された
歯舞群島、色丹島の引き渡しについても
「どこの主権下かについても記載されていない」(ロシア大統領公式HP)とし
北方領土問題について
「日本側が立場を厳しくしようと試みたのである」(同)と述べている。
しかも「あなたとこの問題について議論する必要はない。
両国外務省の専門家に話をさせればよい」(同)と
袴田教授を通じて領土問題についてメッセージのやりとりをするつもりがないことを
明確に述べている。

437 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:43:35
袴田教授がこの機会に聞かなくてはならなかったことは
8月16日に北方領土・貝殻島近海で
ロシア国境警備艇による日本漁船の銃撃・拿捕(だほ)により
日本人乗組員1人が殺害された事件についてのプーチン大統領の認識だ。
袴田氏は拿捕事件に関連し
「ロシアの最近の不合理な強硬論に、公然かつ断固たる反論を怠った」(産経新聞8月26日)
と政府を非難する。

438 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:44:07
その袴田氏が
プーチン大統領と直接話をした機会になぜ銃撃事件に言及しないのか理解に苦しむ。

439 :無名草子さん:2007/01/05(金) 17:50:19
袴田氏の対応が
プーチン大統領に銃撃事件を日本は深刻視していない
という誤ったメッセージを送ることになったのではないか
と筆者は危惧(きぐ)する。


440 :無名草子さん:2007/01/06(土) 19:02:41
なんかコピペばかりのスレだけど、ちょっと質問が。

もう随分と前のことだとは思うのだけど、
山内昌之による『国家の罠』の書評が、
いつ、どの媒体に載ったか御存知の方いらっしゃる?

441 :無名草子さん:2007/01/08(月) 17:33:07
ある個人や集団や国家の
一見、訳の分からない行動も
その内在論理をみつけだせば
案外簡単に理解できるし
未来の行動もある程度予測できるかもしれない

442 :無名草子さん:2007/01/08(月) 17:33:39
昨日夜、ラジオで流れていたワイド番組(「ジャム・ザ・ワールド」)で
鈴木代議士初公判が特集されていました
(こういう放送がなされているならば
接見等禁止の意味はほとんどなくなります)

443 :無名草子さん:2007/01/08(月) 17:34:11
一連の鈴木「疑惑」では
計一五名は逮捕・起訴されていますが
鈴木代議士本人と秘書以外で
つまり外部の人間で
戦う姿勢をしているのは
私一人であるということに
ラジオを聞いていて気づきました

444 :無名草子さん:2007/01/08(月) 17:34:44
何とも情けない話ですが
ここは「名誉ある孤立」を維持することによって
とても重要な政治的意味があります

445 :無名草子さん:2007/01/08(月) 17:35:16
タイミングを見極めて
ゆっくりと語っていくことが重要なのだと思います


446 :無名草子さん:2007/01/08(月) 17:35:48
鈴木宗男が外に出るまで、外に出ない
検察は僕はもう用済みなので
早く外に出して、鈴木代議士と切り離し
整理してしまいたいと考えている

447 :無名草子さん:2007/01/08(月) 17:36:20
僕は、鈴木・外務省関係を徹底的に解明すれば
それは官邸、自民党、外務省全体に及ぶので
かえって鈴木代議士の正当性を明らかにできる
と考えている

448 :無名草子さん:2007/01/08(月) 17:36:52
いわば「鈴木・外務省『疑惑』をお忘れなく」
と言い続けているのである

449 :無名草子さん:2007/01/08(月) 17:39:18
この意味で、敵の分断工作に乗ってはならない

450 :無名草子さん:2007/01/08(月) 17:39:49
わかりやすい図式を維持するために
鈴木さんが中にいる間は
僕も中にいると決めた

451 :無名草子さん:2007/01/08(月) 17:40:21
共産党の佐々木[憲昭]代議士が電話インタビューで
「外堀も内堀も埋まっている。
鈴木被告の最後の悪あがきだ。
検察の冒頭陳述はリアリティーがある」
とコメントしていました

452 :無名草子さん:2007/01/08(月) 17:40:52
そうそう
一連の騒動は外務省の「告発者」が
日本共産党に文書をリークするところから始まったのです

453 :無名草子さん:2007/01/08(月) 17:41:23
共産党は現在の日本のシステムを覆すことを
網領に明記した革命政党です

454 :無名草子さん:2007/01/08(月) 17:41:55
その革命政党が地検特捜と共通の利害をもっているのですから
極めて興味深い構造の戦いです

455 :無名草子さん:2007/01/08(月) 17:42:27
ちなみに、佐々木氏は
「支援委員会やODAの意思決定メカニズムが明らかになっていない
これにメスを入れる必要がある!」
と述べていましたが


私も賛成です


456 :無名草子さん:2007/01/08(月) 17:42:59
この点を解明すれば
鈴木代議士の「不当介入」などというものが作り話で
現下、日本のシステム(資本主義国で議院内閣制)の下で
刑事責任はもとより
道義的責任を追求される筋合いの話でもないことが
明白になります

457 :無名草子さん:2007/01/08(月) 17:45:42
腑に落ちないのは、怪しい金の使い方をしている
外務省の北方領土四島支援事業などに
なぜ検察のチェックが入らないのか
という点です

458 :無名草子さん:2007/01/08(月) 17:46:13
とくにロシア支援委員会は金の出入りが滅茶苦茶なのに
まったくチェックされていない


459 :無名草子さん:2007/01/08(月) 17:46:47
ところが
私が逮捕されると
検察のチェックが入ると考えた外務省は
支援委員会の存在自体を消してしまおうと動いた


460 :無名草子さん:2007/01/08(月) 17:47:19
そして、支援委員会を解体してしまった

461 :無名草子さん:2007/01/08(月) 17:47:54
これほどあからさまな証拠隠滅は聞いたことがありません

462 :無名草子さん:2007/01/08(月) 17:48:26
公判では
対立よりも矛盾が
浮き彫りになるという構成をとりたいと考えています

463 :無名草子さん:2007/01/08(月) 17:49:11
日常的には、対立と矛盾はそれほど異なった概念
として捉えられていませんが
哲学(特にドイツ系)の世界では
差異、対立、矛盾は、全く別の概念です

464 :無名草子さん:2007/01/09(火) 17:13:11
食事会を通じて、相手の健康状態をチェックすることもできる。

465 :無名草子さん:2007/01/09(火) 17:13:44
1998年11月のクラスノヤルスク日露非公式首脳会談前
ロシア情勢について説明している筆者に
対して橋本龍太郎首相(当時)がとても興味深いコメントをした。

466 :無名草子さん:2007/01/09(火) 17:14:16
「エリツィンさんが健康不安を抱えていることは間違いないと思うんだ。
いま思い出したんだけれど、デンバー・サミット(主要国首脳会議)の晩餐会で
エリツィンがナイフで肉を細かく切っているんだけれど、全然口にもっていかない。
それからワインにも口をつけるんだけれど全然減らない。
かなり厳しく食事制限をしているのだと思う」
その話を聞きながら、橋本首相の情報感覚の冴えに筆者は舌を巻いた。

467 :無名草子さん:2007/01/09(火) 17:14:48
こうした食事の重要性から
ヒュミントのプロは政府高官や国会議員から食事に誘われるとまず断わることはない。


468 :無名草子さん:2007/01/09(火) 17:15:24
記事を書いた記者だけでなく
デスクのチェック態勢を含め
基礎体力が弱っていることを示す具体例だ

469 :無名草子さん:2007/01/09(火) 17:15:56
北方領土交渉の進捗は
日本のシベリアやサハリンにおける
天然ガス、石油開発と
直接関連する重要問題であるのだが

470 :無名草子さん:2007/01/09(火) 17:16:29
北方領土問題については
「原理原則の牙城」であった同紙が
面積分割案を肯定的に報じたこと自体が
時代の変化を示すニュース

471 :無名草子さん:2007/01/09(火) 17:17:00
麻生氏は外相再任後
3島返還論に言及したが
領土問題解決に向けて
さらに柔軟な姿勢を示した形だ
と好意的に報じた

472 :無名草子さん:2007/01/09(火) 17:17:32
本件を取り扱っていない
見落とすということは考えられないので
あえて、ニュース性なし
という判断をしたのだろう
本件を扱わない理由が深い認識に基づくのか
記者の勘の悪さに起因するのかがわからない

473 :無名草子さん:2007/01/09(火) 17:20:03
12月14日の朝刊記事で、麻生外相が
「北方領土問題について
北方4島(択捉、国後、色丹、歯舞)全体の面積を
2等分する境界線を
日露両国の国境とする
新たな解決案を示した」と報じているが
麻生外相の発言を素直に読む限り
そのような新提案と解釈することはできない


474 :無名草子さん:2007/01/09(火) 17:20:35
しかし、これが同紙の“飛ばし”かというと
そうではない

475 :無名草子さん:2007/01/09(火) 17:21:07
評者の得ている情報では
外務省某幹部が面積分割による
北方領土問題解決の可能性について
オフレコベースで解説している

476 :無名草子さん:2007/01/09(火) 17:21:40
外務省が観測気球として同紙に目をつけたのだろう

477 :無名草子さん:2007/01/10(水) 18:49:05
筆者もクレムリンやロシアの国会を歩いていて
「メシを食べたか」と聞かれると
「まだ食べていません」とか「少しだけしか食べていないので、お腹がすいています」
と答える癖がついてしまった。こう答えれば
食事でないとしてもコーヒーを片手に
サンドウイッチやビスケットをつまみながら話をする機会が得られるからだ。

478 :無名草子さん:2007/01/10(水) 18:49:37
そうした生活をしていると昼食を一日2回
夕食を2、3回などということが普通になり、どんどん太っていく。
従って、太っている外交官を見ると
「ヒュミントのプロではないか」
という疑いの眼で見ることが多くなったが
7割程度の確率でその見立ては間違えていない。


479 :無名草子さん:2007/01/10(水) 18:50:09
イラクにおけるネオコン戦略の失敗が決定的になりつつある中だが
面白いのでネオコン
ネオコンの特質は三つ
一つは、民主党リベラル派から
その外交・安全保障政策に落胆して
保守派に移ってきた人々であること
二つ目は、ネオコンの大半がユダヤ人であることです
ポール・ウォルフォウィッツ前国防副長官がその代表格です
さらには闇のプリンスと呼ばれた
リチャード・パール外交諮問会議元議長らのイデオローグがいる


480 :無名草子さん:2007/01/10(水) 18:50:41
理念が現実になる
ユダヤ・キリスト教文化圏では
incarnation(神のキリストにおける受肉あるいは托身)
と言えば、それほど抵抗なく理解される概念ですが
ネオコン思想はそれによって貫かれているんです
理念は現実にならなくては何の意味もない

481 :無名草子さん:2007/01/10(水) 18:51:13
米国における自由主義(リベラリズム)とは
「社会は公平を重視する」
ヨーロッパで言うところの
社会民主主義や福祉国家に近い概念なのです

482 :無名草子さん:2007/01/10(水) 18:51:45
自由主義の大前提として
自分でできることはまず自分でやって
それではどうしても解決できないことだけを
国家によって助けてもらうという考え方がある
知識人はそのことをわかっています
しかし、知的水準や倫理的基準の高くない一般大衆には
この大前提が理解できていないとネオコンは考える


483 :無名草子さん:2007/01/10(水) 18:52:17
知識人が大衆の無責任体質を考慮せずに
自由主義的発言をすることは無責任だとネオコンは考えます
だから真の知識人は何か発言する場合
大衆がそれを受けとめて
どのような反応や行動をするかについても計算した上で
戦略的な発想をしなくてはならないというのが
ネオコンの主張です

484 :無名草子さん:2007/01/10(水) 18:52:50
すなわち、自分の考えていることを
ストレートには言わないのです
これは決して不誠実な態度ではなく
結果に対して真面目なのだと考えるのです


485 :無名草子さん:2007/01/10(水) 18:55:00
現代ドイツの代表的哲学者に
「理論と実践の統合を目指すマルクス主義の現代的再生を図った」
と言われるユルゲン・ハーバーマスがいますが
彼は「ネオコンは知的能力が高いがゆえに危険だ」
と二十年も前に見抜いて
もっとも厳しいネオコン批判を展開してきました


486 :無名草子さん:2007/01/10(水) 18:55:32
彼の理論を敷衍しますと
ネオコンと呼ばれる知識人集団は
元はと言えば左翼もしくは自由主義者で
社会科学的な訓練を受けた知的水準の高い人々なんですね

487 :無名草子さん:2007/01/10(水) 18:56:04
宗教右派は、当然、有神論で
アカデミックな批判的理性とは
かなりかけ離れた世界観的構造を有していますが
ネオコンの論理構造は世俗的で、唯物論的なのです

488 :無名草子さん:2007/01/10(水) 18:56:36
一部のネオコンは
頭の悪い宗教右派を戦術的に利用しているとの見方もありますが
ネオコンの思想は
理論と実践を切り離すことのできない世界観型の思想です
ネオコンの思想は、唯物論的です
唯物論は、通常、無神論と親和的なのですが
ネオコンの唯物論は神を認める構成になっています

489 :無名草子さん:2007/01/10(水) 18:57:09
ここではユダヤ思想の「カバラの知恵」が利用されています
神学的な細かい説明はわかりにくいので
単純化すると
当初、神は全世界を覆っていますが
あるときに自発的に収縮して、隙間ができます
この隙間が自然です
通常の神学では、神が自然を創造したと考えますが
「カバラの知恵」では
「神の収縮」つまり自然を人間が
「神によって追加的に創造されたもの」
と勘違いしていることになります

490 :無名草子さん:2007/01/10(水) 18:57:41
この隙間、つまり自然の世界には神がいないので
唯物論的な世界なのです
ですから、神の意思が自然に直接反映されることはありません
それだから、自然の世界には悪が存在します
ただし、この唯物論的な自然界の悪に対して
神は責任を負わないのです

491 :無名草子さん:2007/01/10(水) 18:58:13
「神の収縮」によって
自然が生まれたことを知っているネオコン思想家は
神の存在は認めるが、同時に
この世界は唯物論的だということについても確信する
有神論的唯物論という論理構成をとるのです

492 :無名草子さん:2007/01/10(水) 18:58:49
ネオコンとラスプーチンは、戦略と哲学という二つの守護神の庇護の元にある
という点で共通点が見出せるかもしれない
ネオコンは、一般的に幅広い教養の持ち主で
外国についての深い知識を持っている
その国の言葉も往々にして完璧に話す
という所も似ている
まぁイスラエルと関わりがあるところも同じ
どこの国の安全保障を第一に考えているか等の大きな違いはあるがな
しかし、ユダヤ人でない、日本人でもイスラエルに辿り着くという結論から見て
イスラエルは優秀なインテリジェンス専門家が皆行き着く帰結なのかもしれない
イランの石油以外を安定的に供給する代替案が必要かもな
開発認可を取り消されたが、今の機会に北方領土問題を解決し
サハリン大陸棚の石油・天然ガス開発などに再注目することが必要かもしれない

493 :無名草子さん:2007/01/10(水) 19:01:32
明らかな相違点と言えばイラク戦争だろう
ネオコン失墜の要因だ
本音は石油利権だか民主化のドミノ倒しだか
イスラエルの安全保障だか神の啓示だか知らんが
イラク戦争の建前、大義は2つある
1 フセインが大量破壊兵器を隠している
2 フセインがビンラディン率いるアルカイダと組んでいる


494 :無名草子さん:2007/01/10(水) 19:02:04
しかし、二つ目の話が大嘘だということは明らか
ビンラディンの目的はイスラム原理主義の帝国をつくること
そこに民族や国民国家の意識はない
一方、フセインはイラク人による
大国民国家をつくることを目指しており
これは基本的にナショナリズムの亜流
ゆえに、フセインはビンラディンの仲間を大量にブッ殺しているし
ビンラディンにとってもフセインは打倒の対象だった
ネオコンはそれを意図的にくっつけた、結果から見て愚かな行為といえる

495 :無名草子さん:2007/01/10(水) 19:02:57
民主主義と自由主義を積極的行動で守るということは
ネオコンの好きなテーマであり
彼等の政治的パンフレットに頻繁に顔を出す
政治体制の性格こそが
世界の平和を守るために作られたどのような機構組織や協約よりもずっと重要である
と考える
一番大きな脅威は
民主主義というアメリカの価値を共有しない国家からもたらされるとする
その国家の体制を変化させ
民主主義の価値に向けて進歩させることが
アメリカの安全保障と平和を強化する最良の方法であるとするのだ


496 :無名草子さん:2007/01/10(水) 19:03:30
この政治体制を重要視する事
好戦的民主主義の賞賛
宗教的なまでのアメリカの価値に対する賞賛
暴君政治に対する断固たる反対姿勢
これらはブッシュ政権を満たしているネオコン達を特徴付けるテーマである

497 :無名草子さん:2007/01/10(水) 19:04:09
ネオコン達は「メシア的な救済」という「楽観主義」に取り付かれているという事だ
昨日は日本とドイツ、明日は中近東に
やがて全世界に自由をもたらすというのだ
あたかも政治的な意志主義が
人間の本性までも変えうると考えているかのように
これもまた幻想である
出来るだけの多くの人に民主主義をもたらす事はいい事だが、それは哲学者の仕事ではない


498 :無名草子さん:2007/01/10(水) 19:04:42
軍事力が強い国は軍事力が弱い国とは違った目で世界をみる
軍事力が強い国は「脅威」を許容できる限度(がまんの限度)を低く設定し
軍事力が弱い国はこれを許容できる限度を高く設定する
強い国は「ならず者国家」の脅威を許し難いものとみる
弱い国は軍事力のハードパワーよりも経済力中心のソフトパワーを重視する世界
国力よりも国際法や国際機関が重要になる国際秩序
強い国の単独行動を禁止し、すべての国が同じ権利を持ち「国際的行動ルール」のもとで
すべての国が同等に保護される国際秩序を求める。

499 :無名草子さん:2007/01/10(水) 19:05:14
ネオコンの特質における三番目の要素は
アーヴィング・クリストルが書いた
「Neoconservatism」(ネオコンサヴァティズム・新保守主義)
という論文集を読むとはっきりする
彼らはニューヨーク市立大学出身の
トロツキストグループなんです
学生時代から世界革命の思想を持っています
現在もその思想は変わっていません

500 :無名草子さん:2007/01/10(水) 19:05:46
ただし、それはマルクス主義に基づく世界共産革命ではなくて
世界自由民主主義革命なんです
つまりネオコンというのは
独裁者や悪い奴はやっつけて
普遍的な一つの理念で世界を統一していこうという革命家たちなんです


501 :無名草子さん:2007/01/10(水) 19:08:01
普遍主義的な物の考え方の特徴で
自分が世界一だと思っている人は
その感覚こそが世界の常識だと思ってしまい
それを世界中に善意で押しつける

502 :無名草子さん:2007/01/10(水) 19:08:41
市場原理主義も
ネオコンの自由民主主義革命路線と一緒だと私は見ています
要するに自由や民主主義、市場原理主義といった価値は
絶対に正しく普遍的なので
力によってこれらの価値を移植することが
最終的に人類全体のためになると考えます

503 :無名草子さん:2007/01/10(水) 19:10:19
大量破壊兵器についても
入り口がイタリアという点
イギリスの情報機関からもたらされたものだが
信頼度は最低レベルと評価されていた情報である点
大量破壊兵器を国内に置いておくような下手なことは絶対にしない
などの点から判断して、佐藤氏の場合
最初から、大量破壊兵器がないという前提に立っていただろう
ラスプーチンなら2つの大義を両方とも失っている
論理が破綻した戦争を始めることはないと言える
ネオコンより
自称、インテリジェンスについてある程度の知識を
持っている外交官、とか言ってる天才の方が上手のようだな



504 :無名草子さん:2007/01/10(水) 19:11:00
唯物論者であるネオコンにとって
宗教右派と手を握ることは
自己の世界観と矛盾しません
ただし、このような複雑な思想的組み立てを
あえて宗教右派に説明するには及ばず
「お互いに神を信じている」
と言えば良いのです

505 :無名草子さん:2007/01/10(水) 19:11:32
宗教右派も理屈はよくわかりませんが
ネオコンが口先だけでなく
本心で神を信じていることについては
疑いを持っていないと思います
だから両者は手を握ることができるのです

506 :無名草子さん:2007/01/10(水) 19:12:03
ネオコンはキリスト教原理主義との融合体ではない
二つの潮流(キリスト教原理主義とネオコン)が結合され
ネオコンとキリスト教原理主義のそれぞれを生かす形で共存している

507 :無名草子さん:2007/01/10(水) 19:12:37
ヒュミント工作では、できるだけ高いレストランで相手を接待するのが作法だ。


508 :無名草子さん:2007/01/10(水) 19:13:10
これには2つの意味がある。
第1に、こちらが相手を高級レストランで接待するに値する重要人物
と見ているということを示すことになる。
高く評価されることを嫌がる人は少ない。
第2に、ヒュミント担当官が自由にカネを使う権限をもっている
ということを誇示する意味がある。

509 :無名草子さん:2007/01/10(水) 19:15:59
諜報機関は鷹揚さとケチなところを併せもっているが
ヒュミント工作で食事にかけるカネは「青天井」である。
東京の基準ならば、2級国のいちばん下っ端の工作員でも
一食一人あたり5万円くらいならば平気で使う。

510 :無名草子さん:2007/01/10(水) 19:17:37
外交官の場合はそうはいかない。
主要国の1等書記官クラスの中堅外交官では
大使館につけ回せるのは、1万円程度のメニューが限度だろう。
従って、1等書記官、2等書記官という
比較的ランクが低い肩書の外交官であるにもかかわらず
高級レストランを用い、鷹揚にカネを払う人物は要注意だ。
外交官をした諜報機関員とみてまず間違いない。


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